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若い世代を中心に「自分たちの物語」と圧倒的な共感を得た橋爪駿輝のデビュー小説を映画化。北村匠海、中川大志、松岡茉優、古川琴音という日本の若手俳優の中でも傑出した存在である4人が競演し、若者たちのリアリティあふれる青春譚を描いた。学生時代に友だちだった＜僕＞とユウスケのもとに、友人の森が自殺したという報せが届く。就職先で上司からすべてを否定され、「この社会で夢など見てはいけない」とSNSに想いをアップすることで何とか自分を保っている＜僕＞と、毎日が楽しければそれでいいと刹那的に生きてきたユウスケは、森の死をきっかけに“生きること・愛すること”を見つめ直す。一方、＜僕＞の書き込みに共鳴し特別な自分になりたいと願う＜私＞と、ユウスケとの結婚がからっぽな心を満たしてくれると信じる菜穂の時間が交錯していく。青春の出口に立った4人が見つけた、きらめく明日への入口とは──？