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「鬼平犯科帳」「剣客商売」とともに時代小説の大家・池波正太郎の三大シリーズとして長く愛されている「仕掛人・藤枝梅安」を、豊川悦司の主演で映画化。人の命を救う腕の良い“鍼医者”の顔と、生かしておけない奴らを闇に葬る冷酷な“仕掛人”というふたつの顔を持つ藤枝梅安の活躍を描いた作品は、これまでにも何度も映像化されてきたが、本年が池波正太郎生誕100年となることを記念して、新たに作り上げられた。梅安は、裏家業の元締めである羽沢の嘉兵衛から、「料理屋 万七」の内儀・おみのの仕掛を依頼される。店の内情を聞き出すため、梅安は万七の女中・おもんと深い仲になっていくが、とある過去の仕掛に彼女が関わっているのではないかと疑念を持つ。そして、初めておみのの顔を見た梅安は息を吞む。それは梅安に暗い身の上を思い出させる対面だった…。本作は2部作となっており、第一作目のゲストには、早乙女太一、柳葉敏郎、天海祐希が登場する。