子どもと一緒の在宅勤務。どんな工夫で乗り切ってる?

家で子どもの世話をしながら仕事するのは大変だけど…。

新型ウイルスの影響でテレワークの導入が急速に進む中、主にデスクワークの人たちを中心にパート社員も在宅勤務をはじめるケースが増えています。
通勤しなくていいのはラクかなと思ったけれど、イザやってみるといろいろ問題が……。

・仕事と家事・育児がごちゃまぜになってアタマもココロも混乱してしまう。
・子どもの様子や部屋の状態が気になって仕事がはかどらない。
・ずっと家にいるのでお昼ごはんの用意など家事が増えてしまった。
・ストレスで怒りっぽくなってしまった。

など、挙げればキリがありません。
そこで今回は、子どもと一緒の在宅勤務を乗り切るための工夫をまとめてみました。

オン・オフをうまく切り替えるには

まずは、自宅で仕事モードに切り替える方法から。

仕事用の服に着替える
仕事着に着替えると気分がシャキッとしますし、見た目を変えることで子どもや家族に対して「今はお仕事中」であると示す狙いもあります。出勤するときほどきっちりした格好でなくてもかまいませんが、家で仕事をするときの服装を決め、ヘアスタイルやメイクもそれなりに整えるのがおすすめです。

ルーティンをつくる
ルーティンとは、規則的に行う決められた行動のこと。仕事の前にいつも必ずやる行動を決めておくと、仕事のスイッチが入りやすくなります。これは“アクション・トリガー”(行動の引き金)とも言い、何か新しい習慣を身につけたいときによく用いられる手法。「お茶をいれる」「体操する」などなんでもOKです。

業務や時間を細かく区切る

家で仕事をしていると、どうしても作業時間が細切れになってしまいます。ならば最初から業務や時間を細かく区切って仕事を進めるやり方にシフトしたほうが得策。合間に家事をしたり、子どもの相手をしたりして、気分を入れ替えながら進めてみるといいかもしれません。

業務を仕分けする
家でやる仕事を「集中しなくてもできる仕事」と「集中が必要な仕事」に分けます。それほど集中を必要としないメールチェックや簡単な作業は、家事や子どもの相手をしながらでもできるので、気が散りやすい時間帯に行うようにします。集中が必要なちょっと難しい仕事は、子どもに邪魔されにくい時間帯に30分や1時間というふうに時間を決めて行うようにしましょう。

適度に休憩を挟む
生真面目な人は、勤務時間中に家のことをしたり、子どもの遊び相手をしたり、テレビをつけたりすることに罪悪感を抱いてしまいます。ですが「家でも会社にいるときと同じように働かなければ」と考えると、自分も家族も息が詰まってしまいます。家に子どもと一緒にいながら会社と同じように働くことは、まず不可能。そうしたことに罪悪感を抱かないためには、「10分だけやる」というふうに時間を区切って行うといいでしょう。

タイマーを活用する
「仕事に集中する時間」「子どもの相手をする時間」「休憩する時間」など、時間の区切りを明確にするために多くの人がタイマーを活用しています。音で知らせるのは、自分自身のうっかり防止だけでなく、小さな子どもにとってもわかりやすいのでおすすめです。

集中タイムをつくるための工夫

子どもに「今は仕事に集中させて!」ということを伝えるには、目で見てわかるようにするのがおすすめ。
さらに今はオンライン教材やオンラインの習い事などの新サービスが続々登場。仕事に集中したいときに、そうしたサービスを活用している人も増えています。

家族みんなの時間割をつくって貼る
ママの時間割、パパの時間割、子どもたちの時間割を紙に書いて貼り、「今はこれをやる時間」というのがひと目でわかるようにします。大人同士でも、口で言っただけではすぐに忘れてしまいます。「見てわかる」仕掛けを作ることは、家庭内のコミュニケーションを円滑にする上でとても有効です。

「今は話しかけないで!」の目印をつくる
オンラインミーティングや仕事に集中したいときも、ひと目でわかる目印があると便利です。「この旗が立っているときは話しかけないでね」「この服のときは邪魔しないでね」といった感じです。そのルールや「何時まで」ということも紙に書いて貼っておくと、さらにわかりやすくていいかもしれません。

オンラインサービスに助けてもらう
仕事をしている間、子どもたちにネットの動画を見せている人は大勢いると思います。また、オンライン通話でおじいちゃんやおばあちゃんに子どもの話し相手になってもらっている人、ママ友と協力してオンラインで園や学校のお友だちと会う時間を作っている人たちもいます。
さらに今注目されているのがオンライン家庭教師。両親が言い聞かせてもなかなか勉強しない子も、家族以外の先生の目があると勉強しなきゃ…という気になるのだとか。幼児向けのオンラインシッターのサービスも登場しているので、ぜひ活用してみましょう。

うまくいかなくても「しょうがない」

「どんなに準備しても、どんなに工夫しても、うまくはいかないよね」
子連れテレワークに挑む親たちは口を揃えて言います。だったら、最初からそういうものだと思っていたほうがいいのかもしれません。これまで経験したことのない新しい働き方にみんなで一斉に挑戦しているのだから、誰にも正解なんてわからない。やってダメだったら、ちょっとずつやり方を変えて試しながら自分なりのスタイルを見つけていきましょう。

シラソン