「パートに行くのが辛い」と感じたら、どうする?

続けるべきか? 辞めようか? 悩んだときの考え方

「パートのことを考えると気が重い…」「仕事に行きたくない…」と感じてしまうことってありますよね。

パートが辛いと感じる理由は、おおよそ次の3つのどれかに当てはまるのではないでしょうか。その3つとは「職場の人間関係」「仕事内容」「体調」への不安です。
そんな不安を感じながらパートを続けようかどうか迷っているとき、どうすればいいか?

今回は、対策のヒントとなる考え方をお伝えしたいと思います。

パートが辛いと感じる理由

パートが辛く感じる理由で最も多いのが「職場の人間関係」。上司や先輩の言葉づかいがキツイ、イジワルな同僚がいる、職場の雰囲気がギクシャクしている、みんなとなかなか打ち解けられない……など。周囲の言葉や視線にびくびくしてしまったり、孤立感を感じてしまったりすると、パートに行くのが辛くなってしまいますよね。

「仕事内容」に関することでは、仕事がなかなか覚えられない、仕事内容が予想していたのと違って荷が重い、仕事量が多すぎて辛い、自分に合わないと感じる、など。要領が悪かったりミスが重なったりすると職場の人たちに対して後ろめたい気持ちになってしまいますし、仕事の量や責任が過剰だと気が重くなってしまいます。

また、そうしたストレスが重なって体調が不安定になってしまったり、仕事中の動作や姿勢によって腰痛や肩こり、頭痛などに悩まされたりするケースもあります。そうしたことが「体調」の不安となって、パートが辛くなってしまう人もいますよね。

何かひとつだけ目標を決める

そうした理由からパートを続けようか迷ったときは、ひとまず何かひとつ「乗り越える目標」を決めることをおすすめします。というのも、そのまま辞めてしまうと「パートが辛くて辞めた」という経験しか残りませんが、何かひとつでも達成したことがあれば「パートが辛くなって辞めました。でも、その経験を通して〇〇ができるようになりました」と言えるからです。「〇〇」の内容は、誰かに言えるような立派なことでなくてもいいんです。「無視してくる人に対しても自分から毎回あいさつだけはした」でもいいし、「全部はうまくできなくても〇〇だけは覚えた」でもいい。自分の中でひとつ「これだけはやり通した」「これだけは覚えた」と思えることがあれば、結果的に辞めてもココロがいじけてしまわずにすみます。

また、そのひとつの目標を達成したときに、周りの人の態度や見方が変わったり、仕事に対する見方が変わったりする場合もあります。自分で決めたひとつの目標をクリアすることで、状況が変わる可能性もあるのです。

仕事のコミュニケーションの基本は「5W1H」

職場の人間関係がギクシャクしていたり、仕事がなかなか覚えられなくて肩身の狭い思いをしていたりすると、パート先でのコミュニケーションにも困りますよね。自分から話しかけにくいし、何を言えばいいかわからない。そんなときは最低限「あいさつ&返事」と「仕事に関する会話」だけはするよう心がけるといいでしょう。もちろん、ちょっとした雑談ができたほうがいいのは確かですが、できる雰囲気でないなら、無理して雑談する必要はありません。

仕事に関する会話のコツは、以下の「5W1H」です。
・When(いつ/いつまでに)
・Where(どこで)
・Who(だれが)
・What(なにを)
・Why(なぜ/それを行う理由)
・How(どのように/やり方・方法・手順)

仕事上の指示やお願いで行き違いがあるときは、大抵この6つの要素のどこかで誤解が生じています。例えば、上司や先輩の指示がぶっきらぼうでわかりにくいときは、この5W1Hに照らし合わせて、足りない要素を質問するようにします。同僚や後輩に仕事をお願いするときも、これらの要素が明確に伝わるように言い方を工夫してみてください。そうすれば仕事に関するコミュニケーションは格段にスムーズになるはずです。

すぐにでも辞めていい場合

職場でパワハラやいじめがある場合や、体調不良を訴えてもシフトや業務内容の見直しに応じてもらえず、このまま続けると体調がさらに悪化しそうな場合は、無理して続ける必要なありません。パートで心身の健康を損なって育児や家事に支障をきたすくらいなら、辞めて新たなパート先を見つけるほうがいいでしょう。

そんなときでも、何かひとつ目標をしぼって「そんな中で自分はこのような対応をしました」と言える事柄をつくっておけば、次の面接で前の仕事を辞めた理由を聞かれたときに答えやすくなるので、ぜひ参考にしていただければと思います。

シラソン