どこのパート先にもいるお局様、その対処法は?

目を付けられてしまったら…、どうすればいいの?

高圧的な態度や嫌味などで部下を追い詰める、職場のボス的な女性。どこのパート先にもいますよね。そんなお局様に目を付けられてしまったら大変!
そこで今回は、お局様に睨まれたときの対処法やうまく付き合う方法を考えます。
そもそも「お局様」ってどこからきた言葉なのか疑問に思っている方もいると思います。
言葉の意味から深層心理まで細かく探っていきます。

「お局様」の語源は?

「局(つぼね)」とは、もともとは宮中や貴人の屋敷の「仕切りで隔てたられた個室」のこと。そこから、局を私室として与えられた高位の女官・女房を表す意味でも使われるようになりました。中でも、江戸幕府三代将軍徳川家光の乳母として権勢をふるった春日局は有名ですよね。
「お局」が現代のような意味で使われるようになったのは、大奥の複雑な人間模様を描いた大河ドラマがきっかけだそうです。

「お局様」という呼称は、穏やかなタイプやさっぱりしたベテラン女性には使われません。口うるさくていつも機嫌をうかがっていなければならない、厄介な目上の女性を「お局様」と呼ぶのは、大奥の愛憎劇からきているのだとすると納得です。

お局様の特徴

職場で「お局様」と呼ばれている女性の行動には、ある程度似たパターンがあります。主なものでは、以下のような特徴が挙げられます。

●感情の起伏が激しい
些細なことでいきなり怒り出したりヒステリックになったりする。不機嫌なときは無口で取り付く島がなく、不貞腐れた態度で周りの空気を重苦しくする。

●人によって態度が変わる
気に入らない人の挨拶を無視したり、キツイ口調で部下を言葉詰めしたり。一方で、別の男性社員には甘え口調で話すなど、人によって露骨に態度が変わる。

●ネガティブな噂話が好き
陰口や悪口がやたら多い。噂は大好物で、上司の不倫話や社員同士の色恋、人の不幸話が大好き。

彼女を止められる人が職場に誰もおらず、まさに傍若無人。でも実は、お局様はもともと気弱な性格で、「自分を強く見せたい」「立場を優位にしたい」という理由から他者を攻撃するという説もあるようです。

お局様は、なぜ嫌がらせをするのか?

お局様の攻撃性の裏には、次のような心理が隠れていると言われます。

●不安を持っている
職場で「自分より優秀な人が入ってくるのが怖い」「若手が自分よりチヤホヤされるのが嫌」。このように思うのは自分に自信がないため。ちょっとしたことでも自分の居場所が脅かされる不安を感じてしまうのです。

●嫉妬心
そんな不安から、容易に嫉妬心が芽生えてしまいます。そこで相手のミスや知識不足、経験不足をことさらに攻撃し、委縮させて、相手の存在感を引き下げようとします。

●ストレス発散
不安や嫉妬心は自分の中に抱え込んでいると苦しいものです。だから手近な人に嫌がらせをしたり、怒りを爆発させたりして発散しようとするのです。

お局様とうまく付き合うための対処法

お局様が威嚇的なのは、内心に強い不安が隠れているから。その深層心理を知るだけでも、多少は心に余裕が生まれるのではないでしょうか。とはいえ、ターゲットにされたのではたまったものではありません。そこで、このトピックではお局様との付き合い方について紹介していきます。

●仕事と割り切りニュートラルに接する
お局様のことを心で嫌っていても、顔に出さないようにしましょう。相手は自分に向けられたネガティブ感情に敏感です。しかし無理にご機嫌を取る必要もありません。仕事だけの関係と割り切って、業務に関する話ができれば十分です。好き嫌いを態度に出さず、誰とでもニュートラルに接する人は、職場の対人トラブルに巻き込まれにくいものです。

●不満や愚痴を受け止めてあげる
お局様が、不満や愚痴、誰かの悪口を言ってきたら…。「そうなんですか~」「それは大変でしたね~」と受け止め、柳に風の精神で聞き流しましょう。意見やアドバイス、同調は不要です。誰かに愚痴や不満を言うことで、お局様はガス抜きができます。

●仕事で怒られたら、事実と業務にフォーカスする
お局様は、仕事はきっちりこなすタイプが多い傾向に。だからこそ仕事のことでガミガミ攻撃的になります。お局様に怒られたときは、相手の言い方や感情的な態度のことはひとまず置いて、事実と業務にのみフォーカスするよう心がけましょう。

お局様と敵対する必要はありません。関係が悪化すると、職場のストレスがたまるだけだからです。どうしてもお局様とうまく付き合えない場合は、上司に相談してみましょう。それでも解決できない場合は、違うパート先に移るのもひとつの手です。無理せずあなたにぴったりの職場を見つけてくださいね。

シラソン