履歴書の志望動機「時給がいいから!」なんて書けない…

採用担当者が知りたいポイントを抑えよう!

パートの求人に応募して、ほとんどの場合で必要になってくるのが「志望動機」。時給がいいから、近いから、楽そうだから、どこでもいい…本音ではそう思っていても、書きにくいですよね。でもこれらもここで働きたいりっぱな理由。好印象につながる志望動機とはどんなものなのか、違う視点から考えてみましょう。今回は具体例と一緒に、書き方のポイントをご紹介します。

働きはじめたあとの自分を想像するとヒントが見つかる

なぜ志望動機が必要なのでしょうか?それは「あなたがなぜこの会社で働きたいのか」を企業に伝えるためですね。企業にとっては、「あなたがなぜここならパートを続けられそうと思ったのか」を知るために聞きたい情報です。採用担当者は、雇ってもすぐに辞めてしまわないか心配しています。その不安を解消し、一緒に働きたいと感じてもらうことが採用への近道です。
たとえば、「家が近いから」という理由を、別の視点で考えてみましょう。家から近いことでどんなメリットがあなたにあるのでしょうか?満員電車に乗らずに済む、通勤時間が短く済むから自分の時間が増えるなど、いろいろと想像できますね。これらは「通勤が苦にならず、無理なく通える」という、仕事を続けやすい理由につながります。これを使って志望動機の一例を書いてみましょう。

「家事と仕事の両立をしたいと考えております。家から近い貴店でしたら通勤時間を短くでき、家事にあてる時間も確保できます。そのため、無理なく仕事を続けられると考え応募いたしました」

いかがでしょうか。言いたいことは「近いから」に変わりありませんが、近いことでどんなメリットがあるか説明し、それが長期の勤続につながるとアピールできていますね。

具体的な例とポイント

家から近いことのほかにも、人それぞれの志望動機があるでしょう。
一般的によくある動機を、採用担当者が安心できるものに言い換えた例をご紹介します。

■時給がいいから
「子供たちの将来や老後を考え、今よりも収入を増やしたいと考えていたところで、貴社の求人をお見掛けしました。家事をする時間が減ると心配していましたが、他社と比べ時給が高い貴社でしたら、短い勤務時間であっても希望の収入を得られることに魅力を感じています。また、長期勤続で家事に余裕が出てきた際は、短時間ではなく通常の時間での勤務に切り替え、家計をさらに助けていきたいと考えております」

・ポイント
時給の良さはまさに他社ではなくこの会社を選んだ理由ですが、これだけだと「ここよりも高い時給の求人を見つけたらそちらに行ってしまうのでは?」と不安を抱かせてしまいます。なので、将来この会社でどうしたいか?ということまでしっかり伝え、長く続けたい意欲をアピールしましょう。

■よく利用している店だから
「以前よりこちらのお店を利用しています。そのため、売り場の位置やセールのタイミングなど把握している点も多いので、早く業務になじめると思ったことが応募のきっかけです。また、スタッフの雰囲気がよくここでなら楽しく働けると思ったからです。」

・ポイント
普段から通い慣れているお店だと、売り場やセール時期を把握していることもありますよね。よく利用していると伝えるだけでなく、常連だからこそ、知っているポイントも多いと発展させて伝えてみましょう。また、それだけ通いやすいというアピールにもつながります。

■子育てが落ち着いたから
「子育てが落ち着き、自分の時間を持てるようになったため仕事探しを始めました。子どもが学校へ行っている間に働ける時間での勤務を考えており、貴社の10:00-15:00のシフトが、私の希望している時間帯だったことが応募の理由です。また、求人内容に主婦(夫)活躍中と記載があり、同じ立場の方々がいる心強さも感じています。」

・ポイント
子育てが落ち着いたことは働く理由にはなりますが、この会社を選んだ理由にはなりません。具体的な募集内容を挙げ「〇〇だから、この条件で働けるところがいい」と伝えると分かりやすい志望動機になります。他のスタッフとのコミュニケーションが取れるかというところも重要視する企業は多いので、働いているスタッフとの共通点を示すのは印象が良いでしょう。

そこで働きたい理由を明確にするとスラスラ書けるように

このように「〇〇だから」では終わらせず「〇〇だから、どうなのか?」と、その先の理由も考えてみると「私がこの会社で働きたいと思った理由」に説得力が増します。ポイントは、その志望動機が働く上でどう役に立つのか、なぜその職場で仕事を続けられると思ったのか、をしっかりと伝えること。コツをつかみ、企業が雇いたくなるような志望動機を書いていきましょう。

シラソン