パート主婦(夫)は職業欄にどう書く?在宅ワーカーの場合は?

職業名、パート、主婦(夫)…職業欄に何と書くべき?

「会社員だったころは職業欄に『正社員』と書けばよかったけど、主婦(夫)になってパートを始めてからどう書けばいいかわからない」
「職業欄に『主婦(夫)』と書いていいの?」
結婚してパートを始めたときに、意外と困るのが職業欄に何と書くかという問題です。
これを知っていれば、申し込み用紙などで急に職業を聞かれたとしても慌てる心配がなくなります。パートや在宅ワーカーなど特殊な働き方をするなら、ぜひ覚えておきたい知識です。

窓口であれば担当者に確認する

もっとも確実なのは、その場で受付の担当者に確認することです。公的な文書ですと、ミスによって書き直しの手間が発生することもありますので、時間のロスを減らすためにも極力確認する姿勢を怠らないようにしましょう。

したがって、これ以降の内容は担当者に確認できない状況であることを前提として、どう書くべきかを解説しています。

パートは職業ではなく雇用形態。パートで従事している業種・職種を記入しよう

パートをしている場合は、パートで従事している業種・職種を書くのがベターです。
まず前提として、パートは正社員や派遣社員、アルバイトなどと同じ雇用形態のひとつです。雇用形態は「どういう契約で働いているか」を示す情報ですので、職種ではありません。つまり、職業を聞かれて「パートタイマーです」というのは、用法的に言えば間違っているということになります。

したがって、通常は職業欄にパートタイマーと書くことはありません。書く際は、パートで従事している業種・職種を書くのが一般的です。ただし、そこまで厳密さが求められないところで、かつ業種や職種を書きたくないという場合は、パートタイマーと書いても問題ありません。申し込むものによっては、項目に「アルバイト・パート」がある場合もありますので、その場合はそちらを選択しておきましょう。

職に就いていない場合、公的書類では無職と記入。目的に応じて「主婦(夫)」と書くメリットも

では、パートなどで収入を得ていない人の場合はなんと書けばいいのでしょうか?

公的な書類で職業欄を選択する必要がある場合、「主婦(夫)」欄があるならそれを選択し、そうでないなら「無職」を選択しましょう。なお、公的な書類ですと主婦(夫)は厳密に言えば職業としてはみなされません。ですので、自由記述の場合は正確さを重視するなら無職と書くのがベストです。

逆に、職業欄に主婦(夫)と記入したほうがいいケースもあります。たとえば、クレジットカードの申し込み時。職業欄は返済能力があるかどうかをはかる基準のひとつです。ですから、審査に通りやすくするため「主婦(夫)」と書いておくべきでしょう。

このように、職業欄によっては主婦(夫)と書くメリットもあります。公的書類の場合と、そうでない場合で使い分けると良いでしょう。

在宅ワークのみの場合は「自営業」あるいは「個人事業主」でOK

最後に、在宅ワークをやっている場合の書き方ですが、委託契約で業務を請け負っている場合は「自営業」「自由業」「個人事業主」のどれかでかまいません。これは、公的文書であっても同様の書き方になります。なお、ほかに選択肢がある場合はそれに従って書きましょう。

在宅ワークとパートの掛け持ちをしている場合、より収入が多いほうが一般的に本業とみなされます。収入の高いほうの職業を記入するようにしましょう。

自分の職業は簡潔に言い表せるようにしておこう

基本的には、仕事をしている場合はその仕事の業種あるいは職種を書き、仕事をしていない場合は公的文書では「無職」その他の文書では「主婦(夫)」と書くと認識すれば問題ありません。ただし、そこまで厳密でない書類の場合は、業種欄にパートタイマーと書いても大丈夫です。加えて、あまり細かく職業を伝えたくない場合は、あえてパートタイマーと書くのも問題はありません。職業欄が設けてある意図に応じて、書き方をある程度変えられるようにしておきましょう。

日常生活を送るうえで、個人で職業欄に記入をする機会は多々ありますので、今の自分の職業を簡潔に言い表せるようにしておくとスムーズです。

シラソン