人間関係、シフト、嫌がらせ、職場のトラブルに巻き込まれたら

一人で抱え込まないこと・・・時には割り切りも大事?

「時間を有効活用しようとパートに出たら、職場のトラブルに巻き込まれてしまって……」
こんな経験を持つ人は多いと思います。トラブルが怖くてパートに出ることに二の足を踏んでいる人もいるかもしれません。
そこで今回は、代表的な職場でのトラブルについて、その心がまえと対処法を探っていきたいと思います。

シフトや労働条件のトラブル・・・合意条件を確認してみる

パートで働く多くの人が悩むのが、シフトや労働条件についてのトラブルではないでしょうか。
「面接時に合意したはずの条件とは違う曜日や時間にシフトを入れられた」
「一方的にシフトの変更を命じられた」
「面接のときに提示された労働条件と違う」
などと具体的な例を挙げればきりがないと思われます。

法的観点から言うと、合意のない雇用者の一方的な判断に基づく業務には従う義務はありません。そうはいっても、断ると仕事が回らない、上司や同僚との関係が悪くなるなど、さらに面倒なことになるのではないかと考え、悩むケースも多いようです。

対処法のひとつとしては、絶対に無理な仕事でなければ、いったんはチームワークを優先して受け入れてみるのが得策かもしれません。
もしかすると上司は、問題となっている労働条件を「単なる希望であり、合意ではない」と考えているのかもしれません。しばらく様子を見て、改善されないようであれば、専門機関などに相談してみる方法もあります。

また、誤解や行き違いを生まないためには、採用時に契約内容を明示してもらうなど、事前に対応することも必要です。

人間関係やいじめ・・・割り切ってみることも大切

パートの職場はたくさんの人が集まる場所なので、人間関係のトラブルはつきものかもしれません。

「上司や同僚に苦手な人がいる」
「いじめにあっている」
「仕事場にうまく馴染めるかどうか心配」
こうした悩みは多くの人が抱えていると思います。しかしトラブルを防ぎ、良好な人間関係を維持する方法はいくつかあります。

・挨拶をきちんとしてみる
挨拶は印象を決める大きな要素です。普段からハキハキと相手に声をかけるだけで好感度は大きく上がります。また、積極的に感謝の気持ちを伝えるなど円滑なコミュニケーションを心がければ、周りの空気もよくなるでしょう。

・時には割り切ることも大事
苦手な人がいるのは当たり前だと受け入れるのもひとつの手です。また、仕事仲間=友達ではないと割り切ることで、ビジネスライクな距離感がとれるかもしれません。

・他人からの評価を気にしすぎない
時には叱られることや、ひどい態度を取られることがあるかもしれませんが、うまく気持ちを切り替えて落ち込みすぎないようにすることが大事です。

・いじめにあったら上司に相談する
「もしかして私いじめのターゲットになってる?」そんな風に感じる嫌がらせを受けたら、一人で抱え込まずに、まずは信頼できる人や上司に相談すべきです。その際には受けた嫌がらせについてメモしておくと、状況を客観的に伝えやすく解決の近道となります。

こうした対処法は人によってさまざまです。理不尽と感じつつ、場合によっては我慢が必要な時もあるでしょう。いずれにしても、ストレスを抱え込みすぎないことが大切。相談できる人を探すなど、自分なりの防衛策を考えておくべきです。

セクハラやパワハラ・・・一人で抱え込まずに相談を

セクハラ(セクシャルハラスメント)やパワハラ(パワーハラスメント)、マタハラ(マタニティハラスメント)などのハラスメント(嫌がらせ)は、働く女性にとって大きな悩みのひとつです。そもそもハラスメントとは、優位な立場を背景に、仕事の範囲を超えて行われるものであるだけに、単なる人間関係のトラブルでは済まされない深刻な問題です。

「性的な冗談を言われた」
「身体を触られた・性的関係を強要された」
「できないとわかっていながら能力以上の仕事を任された」
「他の従業員の前で罵倒された」
「妊娠したと告げたらパートを辞めろと迫られた」

こうしたハラスメントを繰り返し受けた場合は、まずは家族や友人に相談するべきです。第三者の意見を聞くことで、適切な対処法を見つけやすくなります。
とはいえ親しい人に相談することに抵抗を感じる人もいるでしょう。その場合は、企業の窓口や公的な第三者機関に相談する方法があります。匿名で相談できるので、人には知られたくない問題についてアドバイスを得ることができます。

このほかにも職場でのトラブルはたくさんあると思います。トラブルは働く人の心身の不調に結びつくだけでなく、業務の障害や場合によっては犯罪に発展することも。我慢しすぎず、早めに解決方法を探ることが大切です。

シラソン