このパート辞めたい! そんなとき上司にはどんな理由を伝えればいい?

円満に辞められるタテマエの理由がほしい

通っているパートを辞めたい…。
そう思っていても、なかなか切り出せずにいる人は多いかもしれません。
事情は人それぞれですが、本当の理由を言うとカドが立つので言い出しにくいし、上司に色々と詮索されると思うとなかなかいい理由が思い浮かばない、そんな風に感じて躊躇しているのではないでしょうか。仕事はできれば気持ちよく辞めたいものです。

そこで今回は、パートを円満に辞めるための、上司に納得してもらいやすい理由についてまとめました。

辞めるのは自由、とはいえ…

一般的にパートを辞めたいと思う理由は、「嫌いな人がいる」、「人間関係のトラブルがある」、「いつもシフトで希望を聞いてもらえない」、「時給が安い」などさまざまです。マイナス面の内容が多いので、本当の理由を伝えようとすると上司や経営者に非があるように伝わり、無駄な軋轢を生む可能性があります。しかも、退職の意思は上司や経営者に直接伝えるのがマナー。なおさら緊張してしまいますね。

本来は、個人の事情について細かく聞かれたからといって、答える義務はありません。パートはどんな理由であっても辞めたいと思ったら無条件で辞められます。
ただし、そこは人間同士のことなので、引き留められれば断りきれずにズルズルと……ということもあり得ます。

上司が納得し、円満に辞められるタテマエの理由をまとめました。

家庭の事情…反論の余地がない口実

上司に伝える建前の理由として最も多く使われるのがこの口実です。加えて以下のような内容を付け加えるとより効果的でしょう。

・家族の介護
「自分の父母、もしくは夫方の義父母に介護が必要となり、パートをする時間がなくなりました」
そう言われれば、たいていの上司はそれ以上引き留めることはできないはずです。介護は他人事ではありませんし、重労働であることは一般的によく知られています。

・家族の入院
「家族が病気で入院しました。今後いろいろあると予想されますのでパートは辞めようと思います」
これも介護と同様、そう告げられれば上司は何も言えないでしょう。

・夫にパートを反対された/育児に専念したい
「家事がおろそかになっていると主人にパートを反対されました」、「母親が不在がちなのはよくないと思うのでパートは辞めたいと思います」
他人の家庭のことには口を出せませんので、相手を煙に巻くにはちょうどいい理由です。

などなど。ポイントは、いずれもデリケートな問題なので詮索されにくいことと、「家族」の都合を優先しているので、上司からの引き留めや非難をかわしやすくなることです。

家族のウソが後ろめたい場合はこんな理由も

一方で、家族や家庭の問題を理由にしたくない、病気や介護を口実にするのは気が引けると思う人もいるでしょう。わざわざ家族や親を持ち出さなくても、カドの立たない理由はいくつもあります。

・自分の健康悪化
「腰が悪くなったため長時間の立ち仕事が辛くなった」、「持病が悪化して仕事を続けられなくなった」
と、自分が病気になってしまえば、後ろめたさも減るのではないでしょうか。病気のことについてはなかなか聞きづらいので、言い訳としては最適かもしれません。

・資格の勉強をしたい
「自分のスキルアップのために資格の勉強をしたい」
というのも、前向きな退職理由であるとともに、上司にとって否定しようがない理由ですね。

・遠隔地への引越し・転居
物理的に通えなくなるとなれば、引き留められることもありません。ただし、家が仕事場から近い場合は、辞めた翌日に店長とバッタリ、なんてことにならないよう要注意です。

晴れて円満退職…でも辞めるときはマナーを守って

こうした口実をうまく通すためのコツとしては、できればボロが出ないようにあまり細かい内容は話さないことです。
滅多にないとは思いますが、上司によっては無遠慮に事情を細かく聞いてくるケースもあるでしょう。そうした場合に備えて関連する知識についてある程度下調べておくといいかも知れません。肝心なことは、辞めたいという意思をできるだけはっきりと伝えることです。

また、辞めたいと伝えた後には、退職時のマナーをきちんと守ることが大事です。
仕事を辞める意思を伝える時期は、多くの場合は「○日前までに届け出る」と就業規則に記されています。規則がない場合には最低でも14日前に伝えることがルールです。また、引継ぎ等がある場合はできる限り協力し、「立つ鳥跡を濁さず」を心がけるべきです。

ウソも方便。うまく円満退職できるといいですね!

シラソン