正社員とパート、事務で働くならどちらがいい?

自由に時間を使いたいならパートで働くのもアリ

オフィスワークの定番職業といえば事務ですよね。どうして人気なのかというと、事務は特殊なスキルを求められない、他の業種に比べてノルマや競争がない、土日休みが多い、また、冷暖房完備のオフィスで座ったまま仕事をこなせるというイメージが浸透しているからでしょう。そして、事務職はどの企業でも必要な職種であることから需要は多く、いくつも募集が出ています。独身時代に事務を経験していた人はもちろん、未経験でも応募ができるため、正社員・パート関係なく人気の職業となっています。では、事務職に就きたいと思う人は正社員か、それともパートか、どちらがよいでしょうか?家庭を持つ主婦にとっては選択肢によっては生活スタイルが大きく違っていきます。求人応募をする前に少し考えてみましょう。

パート事務には良い点、悪い点がある

事務といっても正社員とパートには大きな違いがあります。パートであれば、「残業はなし」「短時間勤務OK」の企業が多いため、自分の都合に合わせた働き方ができます。パートの事務ならば、短時間勤務が可能な会社もあり、子どもを保育園・幼稚園に預けてから出勤、帰宅時間を早くすれば遅刻や延長保育をせずに迎えに行くことができます。また、子どもが熱を出してしまったり、学校行事や急な予定が入ったとしても、パートなら正社員に比べると休みが取りやすい傾向があります。そのほか、例えば週2回から勤務可能の企業では毎日出勤する必要がないため、わずらわしい人間関係に悩むこともなく快適に仕事をすることができます。仕事で拘束される時間が減ると、子どもや家事のために時間を使うこともできますし、家庭と仕事を両立させたい人には働きやすい職業です。
しかし、パートの場合、働いた分しか給料が出ないため、休日や祝日、年末年始などがあれば給与が減ってしまうのが難点です。

パートはハードルの低い応募条件が強み

正社員と比べて、パートは同じ職業でも責任を求められることはないと思われがちですが、そんなことはありません。どんな立場であっても同じようにきっちりと業務をこなすことが要求されますし、パートだからといって仕事を疎かにしてはいけません。
パートは未経験からでも始められる、入力ができればパソコン初心者でもOK、経験不問などという募集要項をとっている会社も多く、前職は異業種にいたとしても楽に事務職へ移ることができます。
正社員は残業を頼まれることがあっても、パートは契約上によって個人差はありますが基本的には遅くまで会社に残ることは少ないようです。また、正社員は休日出勤を求められますが、パートは土日祝を休みにしている会社もあります。
正社員になると休日関係なく固定給がもらえ、その他もろもろ利点が大きいですが、拘束時間が長く責任も大きくなっていきます。一方、給与よりも自由に時間を使いたい人にはパートを選択した方がよいかもしれません。仕事に縛られない分、空いた時間を家庭や子ども、自分に費やすことができます。どちらが自分に合っているか考えてみるのも必要ですね。

働く場所、業務によっても差がある

オフィスワークの中でもニーズの高い事務ですが、一般事務のほかにも営業事務、経理・財務・会計事務があります。また、企業のほかにも病院や介護施設、司法書士・弁護士事務所、銀行・証券会社でも事務の求人が見つかります。就業先によって業務の内容が変化しますが、社内システムへの入力業務・電話対応・お客様対応(お茶出し)などを中心に行う部署もあります。これらの求人募集は正社員よりも比較的パートの方が早く見つかります。求人募集数の数はパートが多く、全国各地で募集されているため、地元で仕事を見つけることも可能です。また、年齢関係なく求人広告を出す企業も多く、若い世代から中高年まで幅広い年代の人が活躍しています。
正社員とパートの差はわかりやすいですが、派遣社員は正社員と同じような待遇で働く企業も少なからずあります。それなら派遣社員の方がいいかなと思う人もいますよね。派遣社員は、派遣会社に守られているため無理な要求をされることはなく、残業もほとんどありません。しかし、派遣社員は会社都合で雇用契約が切られてしまうことがあるため、同じ会社で長く働き続けたい人は直接契約を結んでいるパートを選択する方がいいかもしれません。

事務職には正社員には正社員の、パートにはパートの利点があります。それらをきちんと理解して、自分がどんな立場で働くと一番続けられるのかを考えてから決断してみてはいかがでしょうか。

シラソン