志望動機は家から近いから! これって面接で本音を言ってもいいの?

近所で働けるのが一番の理由。これってアリ? ナシ?

希望のパート先の志望動機が「近所だから」という場合、履歴書に本音を書いて良いものかどうか迷う人もいるでしょう。それを読んだ人事担当者から「場所が一番の理由? 仕事内容には興味がなさそうだけど、しっかり働いてくれるだろうか……?」と思われてしまわないか、気になりますよね。

しかし、現実的に家事や子育てなどとの両立を考えると、なによりも“職場が近所にある”という条件は絶対に譲れないという人がいるのも当然です。でははたして「家から近いから」をいう本音を言うのはアリ? ナシ?

今回はこの疑問についてお答えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

採用担当者は「近所だから」という理由を聞いてどう思うのか。

採用担当者の気持ちを具体的に想像してみましょう。企業側からすると、入社した人に仕事を教えて1人でまかせられるまで、それなりの手間がかかります。そのため、「せっかく仕事を覚えてもらうなら、できるだけ長く働いてほしい」と思いながら、パートの選考を行っているところがほとんどでしょう。

そういったことをふまえてみると、採用担当者が履歴書を見比べたとき同じような条件の2人がいたら、家からより近い人を選ぶという理由が見えてくると思います。なぜなら、家が近ければ遠い人よりも通勤の負担が軽くなるのは明らかだからです。「この人はプライベートと両立しやすい分、長く勤めてもらえる可能性が高いのでは?」と考えるのです。近所に住んでいるということは、企業にとってもプラスなんですね。

とはいえ、近所に住んでいるなら全員ウェルカムということでは、もちろんありません。なぜなら、あまりに仕事に興味がないというのも「結局、続かないのでは?」と考えるからです。つまり、本当にそのパートに受かりたければ、たとえ「家に近いから」ということが一番の理由であったとして、それにプラスして自分のやる気を上手く伝えることが重要なのです。

具体的には、「自分の長所と仕事内容が合っている」「前職の経験を生かせる」といった能力に関することや、「お金を貯めたい」などの強い動機を理由に挙げると、あなたのやる気が面接官に伝わりやすくなります。また、「シフトの調整がつきやすい」「多少の残業はOK」など、自分を採用するメリットがあれば積極的にアピールしましょう。
(ただし、無理して話を盛る必要はありません。大切なのは、できる範囲でがんばりたいという気持ちです。)

志望動機の例

それではこれから、志望動機の例を挙げていきます。あなたの状況に合うものがありましたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。

例1
「御社は自宅の近所にあり、通勤時間は自転車で10分以内なので、家事と両立しながら長く続けていけると思って志望しました。私は接客の経験はありませんが、人と話すのが得意で気配り上手と褒められることが多いので、その長所を仕事でも生かせたらと考えています。通勤時間が短い分、いざというときは多少の残業も対応できるかと思います。」

例2
「子育て中ですが、限られた時間でも外に出て働きたいと思い志望しました。これから子どもの学費などでお金もかかるので、近所で働きながらできるだけ長く勤めたいと思っております。私は昔からコツコツと丁寧に作業するのが好きなので、その性格を御社の仕事にも生かして貢献したいです。」

例3
「お店が家の近所で普段から利用させていただいているうちに、仕事内容に興味を持ちました。そちらで働いているスタッフさんたちは、どの方も明るくてとても丁寧な接客をされていると感じています。これからパートをはじめようと考えたとき、私もそんなお店の一員として働きたいと思いました。」

例4
「子どもがまだ小学生なので、できるだけ家から近い場所で働きたいと思い志望しました。我が家は母子家庭で他に頼れる人がいないため、学校行事や子どもの急な発熱などがあったときはご迷惑おかけすることもあるかと思いますが、その分、一刻も早く即戦力になれるよう頑張ります。前職では5年間、営業として働いてきた経験があり、初めての方にもわかりやすく説明することが得意です。」

いかがでしたか?

この記事を読んだ人の中には、志望動機が「近所だから」以外に思いつかなくて悩む人もいるかもしれませんね。そんなときは、自分がこれまで経験してきたことや、これから先の夢、周囲の人から褒められてきたことなど、じっくり振り返って整理してみましょう。一緒に生活しているご家族にも聞いてみると思わぬヒントが見つかることもありますので、ぜひ相談してみてくださいね。

シラソン