介護施設の調理・調理補助のパート 社員食堂の仕事と違いはあるの?

実は楽しく続けやすい!介護施設での調理師パート


レストランやおしゃれなカフェ、ファーストフード店など以外にも活躍の場が広がりつつある調理のお仕事。
特に注目を集めているのが、老人ホームを始めとした、さまざまな介護・福祉施設の調理・調理補助業務です。
利用者さまや職員の食事を作る大切な仕事ですが、ほかの飲食店や社員食堂での調理との違いはあるのでしょうか?

違い1:介護施設の調理では、施設の種類によって業務の幅がさまざま!

全国的に増加傾向にある介護施設。
それぞれの施設はその業務の特色によっていくつかの種類に分けることができます。

入居型:特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、介護老人保健施設、グループホーム、ケアハウスなど
短期入居型:ショートステイ(短期入所療養介護、短期入所生活介護)
通所型:通所介護(デイサービス)、通所リハビリ(デイケア)
その他:サービス付き高齢者向け住宅など

このほかにも介護福祉施設の種類は増える可能性があります。
仕事を始める前に、それぞれの施設が提供するサービスの内容について調べておきましょう!

違い2:施設によってお仕事の内容も変わる!

介護施設の中に大規模な調理室・厨房が設置されているかどうかも、それぞれの施設で事情が異なります。
施設によっては給食センターなどで作った料理を器に盛り付けたり、温めなおしたりするだけということもあるようです。
そのような施設の場合であれば、調理や盛り付けよりも皿洗いや片付けなどの比重が大きく、比較的業務量が少ないため、短時間の仕事ができるというメリットがあります。

また、調理室・厨房がある施設の場合は、管理栄養士が中心となって献立を決め、その調理の監督を行います。
調理のパートスタッフはその指示に従って正確に調理を進めていくことが必要です。
他のスタッフと協力して、分担作業で調理を進める施設が多いので、しっかりと連携を取るためにもコミュニケーションが大切になります。
また、自分の判断で仕事を進めるのではなく、分からないことがあれば周りのスタッフに確認をするようにしましょう。
周りのスタッフもミスや間違いがあると事故に繋がるという意識を持って仕事をしているので、確認や指導を快く受けてくれるはずですよ。

違い3:介護施設では利用者に合わせて献立が複数あることも!

介護施設で作る料理を召し上がるのは、利用者さまが中心。
本当にさまざまな利用者さまがいて、要介護度や持病もその人の数だけあると言って良いでしょう。
そのため、利用者さまに合わせて特別に調理を行うこともあります。

例えば……
噛む・飲み込むという動作が難しい要介護度の高い利用者さまのために、食材を細かく切るorミキサーなどですりつぶす
アレルギー・糖尿病・高血圧などの生活習慣病を持っている利用者さまのために、食材の一部を変更して献立を作る
普段服用している薬との相性が悪い食材・料理を避け、別メニューを提供する

これらの他にも指示が個別にある場合があります。
管理栄養士さんと情報をきちんと共有して、安全で美味しい食事を作ることを心がけてください!

また、介護施設の調理の仕事では、時間を守ることが大切です。
施設では、食事以外にも入浴介助、リハビリ、レクリエーション、生活介助などさまざまな業務が行われています。
介護職員さんや利用者さまは、一日のスケジュールがきちんと定められていることが多いので、食事が遅れてしまうとそのスケジュールが乱れてしまいます。
施設全体の一日の流れを守り、業務を滞りなく進めていくためにも、時間はきちんと守って仕事をすることを心がけましょう!

介護施設の調理のパートは基本を守れば安心・しっかり稼げるお仕事!

いかがだったでしょうか?
介護施設の調理の仕事の注意点についてご紹介しました。
きちんとメニューが決まっている社員食堂などとは違い、柔軟な対応が必要になる仕事だといえます。

自分が仕事を始める施設が「どんな施設なのか?」「施設で調理は行っているのか?」など、事前にしっかりとチェックしておくと、ミスマッチが減るはずですよ!
介護施設の中には、母体が病院の施設や大手企業が展開している施設もあるので、福利厚生が充実していたり、業績が安定していたりして続けやすい環境のところもあります。
また、基本的な業務を覚えれば長く活躍できる業界・職種でもあります。

最近は介護施設が増えており、設備が新しく働きやすい介護施設も多く登場しています。
子育て中のお母さんや主婦にとって働きやすい時短勤務ができる施設や、託児所が併設されている施設などもあるので、幅広い世代に注目して欲しいお仕事です。

シラソン