パートとバイト・アルバイトの違いは何?

パートとアルバイトの違いは法律で定められている?

パートを探していたけれど、アルバイトの求人で応募したい仕事が!
と、ここでふと思います。

「パートとアルバイトの違いって何…?」

パートとアルバイトに違いがあるのか、賃金や社会保険などに差があるのか、確認してみましょう。

皆が気にしている「パートとバイト・アルバイトの違い」あれこれ
Q.履歴書に書く事は違う?

まずは、法律で定められたパートとアルバイトの違いがあるのかを見てみましょう。

「短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律」いわゆる「パートタイム労働法」は短時間労働者を対象とした法律です。その短時間労働者とは「1週間の所定労働時間が同一の事業所に雇用される通常の労働者(正社員)の1週間の所定労働時間に比べて短い労働者」を指します。

「パートタイマー」「アルバイト」などと呼び名は異なっても、これに当てはまればパートタイム労働法が適用されるので、法律上で扱いの違いはありません。
なお、フルタイムで働く人は本来パートタイム労働法の対象とはなりませんが、「パート」などの呼び方をされている人には、法の内容を踏まえた雇用管理を望むとしています。

つまり、履歴書に書く内容にも違いはないということになります。

Q.社会保険に違いはある?

結論から言いますと、パートとアルバイトで社会保険に違いはありません。
勤務日数や勤務時間により、適用されるかどうかが決まります。

その適用条件とは「正社員の3/4以上の勤務時間かつ勤務日数を満たす場合」で、これに当たる対象者はパート・アルバイトに関わらず、社会保険に加入されなければいけません。

※従業員が501人を超える会社の場合(500人以下でも社会保険加入が労使で合意されている場合)【週の労働時間が20時間以上/賃金月額が月8.8万円以上/ 1年以上雇用されることが見込まれる/学生ではない】これらのすべての条件を満たせば社会保険に加入されることになります。

Q.扶養控除に違いはある?

扶養控除は収入額で定められるので、パート・バイトなどの違いで変わることはありません。

パートやアルバイトとして働いて給与収入があっても、年収103万円以下であれば、親や配偶者の扶養に入れます。逆に年収が103万円を超えてしまうと、親や配偶者の扶養から外れて、自分で所得税を支払わなければなりません。
これは、正社員であろうとパート・アルバイトであろうと、平等となっています。

なお、社会保険加入者の扶養に入っている場合は、収入が130万円を超えると扶養から外れることになり、社会保険を自身で支払わなければならなくなります。
このため、130万円未満のときよりも手取りが減ってしまうことも考えられます。

パートであれバイトであれ、被扶養者の方は損をしないように収入額を考慮しましょう。

Q.有給休暇取得に違いはある?

有給休暇取得にも、違いはありません。

年次有給休暇とは、一定の要件を満たした労働者に対して、通常の賃金が支払われる状態で休むことができる制度。
労働基準法では、会社は、勤続期間や出勤率などに関する要件を満たした労働者に対して、正社員・パート・アルバイトなどの区分に関係なく、一定日数の年休を取得する権利を与えなければならないと定めています。

上記の通り、パートとアルバイトの間に法律上の区別や定義の差などはなく、どちらの名称で呼ぶかは企業側の意図によります。そのため、同じ求人サイトやフリーペーパーでも、企業によってパートとアルバイトの賃金などの勤務条件や仕事内容の区別の仕方が異なります。

とはいえ、パートは家事・育児などと両立して短時間勤務を長期間行う人、アルバイトは学業や他の仕事と両立して短期間の勤務を行う人を想定している場合が比較的多いようです。

というわけでパート・アルバイトの違いは、企業の意図によって生まれていることがわかります。
パートを探していたとしても、勤務条件や仕事内容が魅力的なアルバイトの求人があったなら、迷わず応募しましょう。

シラソン