スキンケア、季節の変わり目は要注意! 秋~冬&冬~春編

季節の狭間は揺らぎ肌になりやすい。

季節の変わり目は体調を崩しやすいですよね。同様に、お肌の状態も不安定になりやすく、パートワークや家事・育児などに追われる忙しい中で、美肌を保つのは一苦労です。

入念なケアをすればいいかというと一概にそうともいえず、特に不安定な状態のお肌には刺激となってしまうことも。メイクの仕上がりも良くなく、ブルーな気持ちで出勤することになります。

そこで、季節の変わり目の「スキンケアの注意点」を紹介します。

★秋から冬★

乾燥が厳しくなる冬は、やはり保湿が重要です。

保湿と言うとまずクリーム、つまり油分を想像する人が多いようですが、これは正確にいうと不正解。大切なのは水分なんです。油分は、肌本来が持つ水分や与えた水分を保護するのが役目。あくまでフタであって、水分量が肌質の決め手となります。

皮膚が水分で満ち足りていると、キメの細かいツヤのある肌になれます。皮膚表面には皮丘という盛り上がりと、その周りに皮溝という溝があります。皮丘が水分を含んでふっくらとしており小さな三角形で規則正しく整列しているのが、“キメが細かい”と言われる状態。光を綺麗に反射するので透明感の高いツヤ肌になれますし、整然としているためバリア機能もしっかりと働き、刺激物が肌内部へ侵入するのを防ぎます。

逆に水分が少なく皮丘がしぼんでいると、大きさもまばらでごわつき、たるんだ状態に。ハリやツヤも失われ、毛穴が目立ちます。乾燥が進むと細かなシワも増えてしまうんです。吹き出物などのトラブルにもつながり、いいことはありません。

これらを防ぐため、こまめに水分補給をし油分でしっかりとフタをしましょう。

市販の乳液やクリームでは乾燥対策が追い付かないという極度の乾燥肌さんは、オイルを投入するのもオススメです。人の皮脂に似ているオリーブオイルやホホバオイル、スクワランなどを数滴プラスして、肌になじませましょう。この時よく手のひらで混ぜ合わせ、体温であたためておくとなじみやすくなります。

植物性オイルにアレルギーがあると言う人は、ベビーオイルやワセリンなどが良いようですよ。オイルは一つ持っていると、下地やファンデーションにも混ぜられるため重宝します。

★冬から春★

寒さの厳しい季節からようやく温かい日々へと移れるこの時期。心はウキウキしてきますが、“肌の調子も絶好調!”といかないのが悲しいところ。寒暖の差が激しく、自律神経が乱れやすい季節と言われています。また花粉やほこり、黄砂などが多く肌にとってはつらい季節なのです。

自律神経は肌のターンオーバーと深くかかわっているため、これが乱れると肌調子も狂ってしまいます。未成熟の細胞がはがれおちてしまって刺激に弱くなったり、逆に古い角質がなかなかはがれおちずにゴワゴワになったり。花粉に反応して、かゆみや赤みなどが出るのもこの季節特有です。

帰宅したらまずはコートなどのホコリ・花粉を払い落とし、できればメイクも落としたほうが良いでしょう。刺激物をいつまでも肌にのせていると、それだけリスクは高くなります。

自律神経はメンタルの影響も受けます。ストレス、乱れた生活スタイルなどはメンタル面に悪影響を及ぼすので、栄養バランスのとれた食事、規則正しい睡眠習慣などが有効です。午後10時~午前2時はゴールデンタイムと言われ、体内メンテナンスに最適な時間帯。良質の睡眠をとって、心も体も、そしてお肌も健やかに保ちましょう。

春先からは紫外線も強くなってきます。肌寒い日も多いため誤解しがちですが、3月の紫外線量は9月とほぼ同等。油断せず、対策に力を入れなくてはなりません。

夏場は日焼け止めに下地、ファンデーションと重ねて鉄壁防御をする人も多いようですが、この時期は肌が不安定なので刺激となることも。オフィスで過ごす時間が多いならSPF15、PA+~PA++程度のファンデーションで十分です。その日の予定に合わせて紫外線防御材を選ぶと良いですよ。

環境を整えることも大切。

乾燥する季節は、保湿も大切ですが部屋の湿度をコントロールすることも重要です。高気密で高断熱の住宅やエアコンの普及にともない室内温度を一定に保ちやすくなった反面、乾燥化が進んでいると言われています。室内で快適な湿度は40~60%で、肌には60%から65%程度が理想的とのこと。加湿器などを利用して、快適な環境をつくりだしましょう。

「加湿器なんて持ってない」「どこにしまったか忘れて、見つからない」と言う方は、室内に洗濯ものを干すのも効果的。また洗面器やコップなどに水を入れて置いておくだけでも、ある程度の効果をのぞめるそうです。

適度な湿気は、お肌にはもちろん、健康管理にもつながります。湿度が40%を切るとインフルエンザウイルスなどが活性化するので、予防にも役立つはずですよ。

シラソン
/