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物を増やさないため、使わないおもちゃは捨てる・売る・譲る|みんなの「やらないことリスト」

3人のきょうだい育児、平等は難しいと割りきる|みんなの「やらないことリスト」

仕事や育児、家事で「やらなきゃ」に追われて、体や心が疲れていませんか?

「やらなくてはいけないこと」や「消化すべきタスク」をこなすことはとっても素敵だけど、「これはやらなくていいのでは?」と“逃げ道”や“肩の力を抜く場所”を作ることも大切です。

みんなが仕事・育児・家事で実践している「やらないこと」を教えてもらう本シリーズ。第4回は3人きょうだいを育てる菅原さくらさんの「やらないことリスト」を紹介します。

菅原さくらさんプロフィール

菅原さくらさん

フリーランスのライター、編集、雑誌「走るひと」チーフなど。インタビューを得意とし、メディアや広告、オウンドメディア、採用コンテンツなど、執筆媒体はさまざま。生き方/働き方・パートナーシップ・表現・ジェンダーなどの分野で実績が多い。子どもは小5兄、小1弟、1歳娘。東京都在住。
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仕事でやらないこと:いなくてもいい打ち合わせに出ない

先にアジェンダを確認し、いなくてもいい打ち合わせは出ない

毎週、何件もある打ち合わせ。リモート会議がスタンダードになってからは特に、自分がメインで関わる議題でない場合でも「情報共有のため」と同席を促されることが増えたように思います。

もちろん、同席しておいた方がいいケースもあります。しかしときどき、内容の共有といえるほど話がまとまっていない段階だったり、自分と関係のない業務を詰める話が続いたりしていて「私、いなくてもよかったかも?」と思うことも……。

そこで最近は、打ち合わせの話をもらった段階で、会議の目的と自分の役割を確認するようになりました。もし私が発言することがなさそうな内容なら、議事録の共有をお願いして、出席しません。

出席する場合も、自分が出られる時間をあらかじめ伝えておいて、必要に応じて自分が関わる議題を先に話していただき、デッドがきたら退席するようにしています。

最初は「印象が悪くなるかもしれない」と不安もありました。でも、ちゃんと相談すれば、快く受け入れてもらえることがほとんど。それにタスクや持ち時間を明確にすることで、お互いの事前準備を洗い出し、より中身の濃い打ち合わせができるようになった気もしています。

フリーランスで働く私にとって、時間はとても大切なもの。優先度の低い打ち合わせには「参加しない」ことで、逆に全ての仕事の質を上げていきたいと考えています。

育児でやらないこと:きょうだいで「平等」を意識し過ぎない

子どもへの対応は「物理的な平等」ではなく「心理的な平等」を

わが家は小5長男、小1次男、1歳娘を育てています。本当は3人それぞれに、同じだけの手や目をかけていたい。でも、子どもたちの年齢や生活スタイルはそれぞれ異なるため、正直そこはなんともなりません。

だから「物理的に平等」を意識し過ぎるのは、やめました。トータルでおおよそのバランスが取れていて、子どもたちが「心理的に平等」を感じていれば、それでいいはず。

例えば長男の習いごとの発表会前は、練習の付き添いにかなりの時間を取られ、次男や長女と過ごす時間は短くなります。そんなときは、全て終わった後に「サポートしてくれたおかげだよ!」と弟妹を思いきり褒め「お兄ちゃんばっかり」とならないようにしました。

また、次男とは小学校入学時に「両親ひとりじめスペシャルデー」と称してキッザニアに出かけ、普段の感謝と新生活への激励を伝えました。

長女は日ごろ夕方まで保育園で過ごしているため、夜は抱っこで寝かしつけ、土曜は母と二人きりでべったり過ごすことで、一緒の時間を作っています。

時間という物理的な物差しで見れば、決して平等ではないでしょう。でも、短くても濃密な機会を作り、目をかけていると伝えることで、その不平等さが気にならなく……なっていたらいいなと思っています。

接し方は不平等でも、全員等しく超かわいいです
接し方は不平等でも、全員等しく超かわいいです

家事でやらないこと:物は「持たない」「増やさない」

使わないものは「捨てる・売る・譲る」のいずれかを即判断

子どもが3人いると、家にはどうしても物があふれます。

各サイズの洋服や靴だけでも多いのに、気付けばテーブルの上にはしわくちゃになったプリントや多過ぎるポケモンカード、週3回は書いてくれる「だいすき」のお手紙、謎の工作が山積み……。

そこでわが家は、物を「持たない・増やさない」方針を取っています。

サイズアウトした服や遊ばなくなったおもちゃは、どんどん譲るか売る。絵や工作は子ども本人の収納箱にしまってもらい、放置されている場合は「これ、捨てていいの?」と都度質問。

そうするとだいたい「即捨てる」「写真を撮って捨てる」「気に入っているからちゃんとしまう」の3択になり「思い入れもないのになんとなく残す」が防げます。

「たまにちょっとだけ遊びたい」くらいのおもちゃは、子どもがいつでも行ける学童や児童館に寄付するのも手です(寄付が可能かどうかは、もちろん事前に各施設に確認)。はやりもののおもちゃは、少し年下の子どもたちにウケがよかったりして、案外喜んでもらえます。

自分たち夫婦のものも、しばらく使っていないならどんどん手放します。「いつか使うかも」は、だいたい使わない。本当に使うのなら「使う時にまた買う」方が、好みや最新の機能などでその時に最適なものが選べます。

不動産が高騰している中、持ち物にも場所代が発生していると思うと「なんとなく取っておく」ことのコストも見過ごせません。

こんな繊細な上にかさばる工作、最終的には写真を撮って処分するしかなくないですか……?
こんな繊細な上にかさばる工作、最終的には写真を撮って処分するしかなくないですか……?

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「やらないこと」をすっぱり決めると、変に悩んだり迷ったりすることが減ります。

打ち合わせを断っても、子どもたちを平等に扱えなくても、物を捨てても「これはやらないと決めたから」と思える。そして、そのルールは家族の状況に合わせて、いつだって自由に変えていい。

そう考えれば、今の自分がいちばん楽な「やらなくていいことリスト」を、うまく更新しながら暮らしていける気がします。

編集:はてな編集部