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仕事と家事育児の両立をしながら生活も楽しみたい。育休復帰前に夫と相談して決めたこと

仕事と家事育児の両立をしながら生活も楽しみたい。育休復帰前に夫と相談して決めたこと

産休・育休からの復帰後は仕事と家事・育児を両立するため、日々の生活のバランスを見直さざるを得ないものです。

共働きで1児を育てているぴかさんは、もともと料理をしたりカフェに出かけたり、自分の生活や趣味を楽しむことを大切に暮らしてきました。

しかし子どもが生まれたことで生活は大きく変化。夫と話し合いを重ね、義実家の近くに引っ越しお迎えなどのサポートを受けたり、時短家電を取り入れたりするなど、周囲や道具を「頼る」ことで日々のリズムを整えてきたそうです。

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メーカーで働く会社員のぴかです。2024年夏に出産して一児の母になり、産休・育休を経て2025年8月から仕事復帰しています。

産後は育児に追われてそれまでの生活リズムが大きく変わり「ここから仕事復帰して、本当に生活が回るのだろうか……」とかなり不安な気持ちになりました。

しかし復帰して半年ほどたって振り返ってみると、なんとなく日々のリズムができてきて、時間がないながらも生活は回るようになってきた気がします。

まだまだ試行錯誤の日々ですが、今回はそんな中でも私たち家族が「取り組んで良かったな」と思うことを、仕事面・家庭面に分けてお話しできればと思います。

環境が大きく変わる中で周囲に「頼る」ことを意識

💡POINT
  • 義実家近くに引っ越し、育児のサポートを受けることに
  • 職場が遠くなるため、勤務地が違う部署への異動を相談
  • 夫婦で早めに話し合うことで産後も働きやすい環境を整えられた


育休明けから勤務地の変更と部署異動をしたので、産前とは仕事の状況が大きく変わりました。背景としては、育休中の2024年春に家を購入して引っ越したためです。

夫婦で相談し「義実家からの育児サポート」を優先

子どもが生まれることが分かってから「産後、家の場所と仕事をどうするか」という問題について夫婦で腰を据えて話し合いました。

復帰後の家事育児分担、日々の生活と仕事のスケジュールにも大きく関わってくる要素なので、さまざまなパターンを十分に検討しました。その結果、日頃の育児や生活のサポートを受けやすいことを優先して「義実家の近く」で家を探すことに。するとわたしは職場が遠くなるので「何らかの方法で勤務地を変える」という方向でまとまりました。

この決断ができたのは、結婚前後から月に数回ほど義実家でごはんを食べさせてもらうなど定期的な交流があり、ポジティブな印象を持っていたことと、義父母からも「子どもが産まれたらできるだけ協力する」と言ってもらえたことが大きかったです。

とはいえ私の立場だと、どうしても気を使う場面はあります。そこで「義実家への相談が必要な場合は基本的に夫が窓口になる」など私の心理的負担を軽減してもらう約束で、この方向に落ち着きました。

「どうしてもこの会社で働きたい」気持ちを伝え、部署異動がかなう

仕事に関しては、当初は転職の方向で考えていました。

というのも、わたしの会社にはいくつか勤務地がありますが、社内に異動希望を出せる制度がありません。妊娠初期に一度人事に相談してみたもののやはり難しかったので、このままでは仕事と生活が両立できないと判断し、転職活動を進めていました。

ただ、どうしても今の会社が人間関係も含めて好きで、辞めたくない気持ちが強くありました。そこでダメ元で「勤務地の都合で転職しようと思っている。でも本当はこの会社で働き続けたいので、勤務地が違う部署へ異動できないか」という具体的な相談をあらためて上司にしました。

その結果、上司から他部署に働きかけてもらえ、異動の方向で進めてもらえることに。

「早い段階で夫婦で話し合う」が功を奏した

そんな経緯で、復帰後は新しい部署で時短勤務をしています。

平日は、子どもを保育園に送ってから時短で出社。お迎えは義母にお願いしているので、わたしは仕事帰りに義実家まで子どもを迎えにいってから帰宅し、晩ご飯〜お風呂〜寝かしつけの流れで過ごしています。

延長保育を使う選択肢もあるのですが、義父母にお迎えをしてもらえることで、退勤後の心の余裕が違うなと強く感じています。

また、風邪の初期段階や終わりがけなど「保育園も行けそうだけど、もう少しだけ休めると一番いいのになあ」という微妙なタイミングで子どもを義実家で預かってもらうこともあり、心理的な面でも、有給の残数を気にしなくていいという面でもとても心強いです。

義実家の近くに住むことでのデメリットもよく耳にするので当初は迷いや不安もありましたが、私たち家族にとってはとてもメリットが大きい選択だったとあらためて感じています。

仕事に関しては部署異動により新たに覚え直すことばかりで大変さはありますが、新卒からのよく知っている環境であり、会社の雰囲気も自分に合っているので、前向きに取り組めています。

異動という選択ができたこと、そして、義実家に頼れる環境になったこと。わたしが産後仕事をするにあたっての環境を整えられたのは、夫と早い段階で話し合ったからこそだと思います。

家事育児をこなすため夫婦の分担を見直し、時短家電を導入

💡POINT
  • 復帰前に家事のタスクを洗い出して夫婦間の分担を見直し
  • 時短家電で日々の負担を減らしつつ、料理を楽しむ工夫も


そして家庭面について。今までの生活に育児が加わったことで、日々の時間の使い方はかなり難しくなりました。

育休中、私に偏っていた家事分担を見直した

子どもが生まれたことで洗濯物や洗い物の量は倍以上になったし、オムツなど日用品の買い足し、離乳食の準備、子ども服の管理など、単純に増えた家事もたくさん。

育休中ですら常に頭の中はタスクでいっぱいの状況だったので、仕事復帰したらもっと時間がタイトになるだろうなというのは、想像に難くありません。復帰後も家庭を回していくためには、家事分担の見直しと時短家電の活用が必須でした。

ある日の寝かしつけ後。あまりにぐちゃぐちゃなのでぼかしてます……
ある日の寝かしつけ後。あまりにぐちゃぐちゃなのでぼかしてます……

産前は夫婦である程度家事を分担できていましたが、育休中は私がずっと家にいたため、自然と家事負担が大きく偏っていました。そのため仕事復帰にあたって、まずは家事の分担を見直しました。

まずやったのは、今ある家事を全て洗い出して家事分担アプリに入力し「お互いの担当した家事」が分かるようにすること。

家事共有アプリ「CAJICO」で可視化した様子
家事共有アプリ「CAJICO」で可視化した様子

1カ月ほど続けて、毎日どのようなタスクをどのようなリズムでこなしていくかについて可視化して夫婦で認識を合わせられたのはすごく大きかったなと思います。

例えば「最低限これはやらなきゃ」という共通認識があるタスクについて、相手の手が回っていなければ担当じゃなくても自主的に拾うようになりました。ただし自主的に拾うのは、保育園準備やゴミ出しの準備など「本当にその日に必要な家事」に限定しています。

気付いた方がタスクを拾う運用だとどうしても気付きやすい方に負担が偏りがちですが、今のやり方ならタスクを拾う方の負担感も強くなく、なんとか日常が回せているのかなと感じています。

アプリでお互いの家事量が可視化された状態で1カ月過ごして担当家事を定着させたのは、分担がなあなあにならないために良い取り組みだったとあらためて感じるし、相手へのお願いごともスムーズになった気がします。

時短家電を取り入れつつ「生活を楽しむ」視点も大切に

そして引っ越しを機に、食洗機、乾太くん(ガス衣類乾燥機)、ホットクックの3つの時短家電を導入しました。

当たり前ではありますが「これまでその家事に使っていた時間」を短縮してかわりに別のことができるのは、時短家電の大きなメリットだなと実感しています。

ホットクック

ただ、ホットクックを導入することだけは、かなり迷いがありました。

というのも、わたしは結婚前から料理が好きで、家事の中ではタスクというより「息抜き」のポジションだったんです。献立を決めて、無心で作って、好きなお皿に盛り付ける過程を楽しんでいたんですよね。

でもホットクックをメインで使っていくとなると、これまで積み重ねてきたお気に入りのレシピや献立の組み合わせが使えなくなってしまう。そういう意味で、この先料理を自分の中でどう位置付けるか、という問題に直面しました。

ただいくら好きとは言っても、育児の隙間時間に急いで料理することに疲れてきていたのも事実。そこで、思い切って「好きな料理を作ることと、毎日の生活のために料理することは分けて考えよう」と割り切ることにしました。

いろいろと悩んで導入したホットクックですが、帰宅後に準備していた食材を冷蔵庫から出してスイッチを押すだけで晩ご飯が完成する、さらにその間に子どものご飯の準備・見守りができるというのはびっくりするほど便利です。今は、導入する決断をして本当に良かったと思っています。

また「料理は割り切る」と決めたものの、週末は子どもを夫に見てもらって好きな料理を作ってみたり、今まで作っていたレシピでホットクックで作れるものがないかチャレンジしてみたり、制限がある中でも料理を楽しむため、いろいろ試行錯誤はしています。

平日の晩ご飯。ホットクックで作ったメインと温泉卵、スープは基本インスタントです
平日の晩ご飯。ホットクックで作ったメインと温泉卵、スープは基本インスタントです

「好きなこと」をできる範囲で楽しむ

復帰してから半年、始めは夜のタスクが多過ぎて生活が回らず「こんな状態でこれからずっとやっていけるのだろうか……」と弱気になったりもしました。

でも、そんな時に一人でタスクを抱え込むのではなく、夫とお互いの分担についてすり合わせし、少しずつ最適化できたのが良かったなと思います。

すり合わせのコツは、しんどい気持ちのまま「こうしてほしい!」をぶつけるのではなく、「これが大変なんだけどどうしたらいいかな?」と相談ベースで話をすること。

そして制限がある中で、私と夫、それぞれの「好きなこと」をできる範囲で大事にする気持ちも忘れないようにしています。

例えば、夫が1回飲み会に行ったら、その分わたしは喫茶店のモーニングに1回行ったり。がまんするだけではなく、お互いに納得感のある方法はないか、引き続き試行錯誤しています。

もちろん、これまでよりも時間の制約が大きい分、どうしてもいろいろな場面で理想と現実のギャップが生じてしまいます。だからこそ、時短家電に任せるなどの割り切る部分を決めてハードルを高く設定し過ぎないことも、精神衛生上は大切だなと感じました。

育児も仕事も、これから長く続いていきます。仕事と家のこと、自分の好きなことのバランスを取って、自分たちなりに持続可能なペースを見つけていきたいです。

著者:ぴか

ぴかさん

自分の家が大好きな、夫と1歳と3人暮らしの会社員です。
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