こんにちは、社会人ライターのみくのしんと申します。

ジモコロでは様々な職業を実際に体験してレポートする『一日職業体験レポート』を書いています。

 

例えば、今まで体験してきたお仕事ですと――

 

雨漏り修理のお仕事や……

 

東京マラソンの裏で活躍するセイコータイミングチームのお仕事なども体験しました。

第11回となる今回、体験するお仕事は……

 

ピザ屋さんでの一日体験をやらせていただきます!

 

ピザってどうやって作ってるの? デリバリーって難しくないか?? 注文した商品がお客さんの手に届くまでに何が行われている?

すっげー気になる!!

 

というわけで今回の体験を快く受け入れてくれたのは――

 

ピザハットさんです! ヤッター!

 

ピザハット神奈川新町店

住所|〒221-0043 神奈川県横浜市神奈川区新町3−4 観音ビル 1階

ピザハット公式HP

 

お世話になるのは、ピザハット神奈川新町店 店長の藤田さん。

 

「今日はよろしくお願いしま~す! ふふふ……」

「??? よろしくお願いします。これからバイトが始まるというのにごきげんですね」

「この後、自分で作ったピザを『みくのしんさん、せっかくなのでアツアツのうちに食べちゃってください!』『え?いいんですか!?いただきまーす!……美味し〜〜!』的な事が起こると思うと、テンションが上ってしまって……」

「まあそうなるでしょうけど……先に言わないほうが良いのでは?」

 

支給された制服を着て、帽子をかぶれば準備完了! このシリーズ長くやってますが、専用の名札を作ってくれるの、相も変わらず嬉しい!

 

「では早速お仕事を始めましょうか」

「はい! 改めましてよろしくお願いします!」

 

開店前のお仕事

「開店前のピザ屋って初めて見たけど、こんな感じなんだ……」

「来店されたお客様が立つ位置から、お店を見回してみてください」

 

「めちゃくちゃ掃除されてますね。ピザ屋さんってイメージ的にデリバリーばっかりだと思っていたけど、たしかに受け取りに取りに行った時はいつも綺麗かも!」

「約半数のお客様が、来店して注文されるので、チリひとつないくらい綺麗にしていますね。今日はすでに掃除は終わっているので、次は駐輪場に向かってください。バイクの点検をお願いします」

「難しそう」

「デリバリーのドライバーがやり方を教えるんで大丈夫ですよ。私はちょっとキッチンの様子を見てきますので……」

 

バイクの点検はアルバイトの男性に教わりました。ブレーキランプ点灯やガソリンの残量など、細かいところまでチェックします。

 

「ピザハットのバイトは大きく分けてデリバリー(配達)とインストア(調理と接客)の2つがあると聞いたんですが、デリバリー担当って大変じゃないですか?」

「大変な部分もありますね~。でも慣れたら、配達してる間は一人だから気楽で良いですよ。インストアよりデリバリーの方が時給も良いですし」

「そうなんだ! デリバリーとインストアってそんなにハッキリ分かれてるんですか?」

「いえ、配達がない時はピザのカットとか食材や生地の準備も手伝ってますよ」

「なるほど。そもそも、どうしてピザハットで働こうと思ったんですか?」

「僕の場合、決め手はシフトですね。ピザハットのシフトって一週間ごとに決められるんですよ」

※一部異なる店舗あり

「へ~! シフトって一般的には一ヶ月ごとに決めるイメージですけど、このお店では一週間単位で決められると。それって地味にめっちゃ良くないですか?」

「めっちゃ良いんですよ。突発的な私用が入っても対応しやすいし、学生やバンドマン、役者志望の人とかにとってもありがたいと思います」

 

「さて、バイクの点検はこれで終わりなので、次はキッチンに行ってください。そろそろピザ作りを体験してもらうそうなので」

「やったー!お腹減ったー!いただきまーす!熱ッ々ですね!美味し〜〜!いやぁ、やっぱりできたては違いますね〜!」

「想像だけで食べた後の感想まで言っている……?」

 

ピザ作りを体験

「ここがピザハットの調理場! 想像してたより広い!」

「そうでしょう。そしてこちらをご覧ください。これが……ピザにトッピングを乗せるスペースです! 作業しやすいように色とりどりのトッピングがズラーっと並んでて、きれいでしょ!」

「え、どこ!??」

 

 

「なるほど」

「初めて見ると壮観ですよね。では、ピザ作りの前に生地の仕込みを先にしましょうか!」

「ピザハットさんは生地もお店で作っているんですよね? それって円盤みたいに生地を空中に投げて、くるくる回すやつですか? できるかな……」

「よく言われるんですが、そういうのはやりません。専用の機械に材料を入れてボタンを押せばいいので、初心者でも簡単に作れますよ」

 

これが専用の機械。大きなフックがついてますね。このフックで生地をこねるんでしょうか?

 

「この機械に小麦粉・イースト菌・お水・油等を入れて生地をこねていきます。じゃあ材料を入れますので、一旦邪魔なフックを取り外してください」

「はい!」

 

「麦わらァ……」

「ずっとふざけててすごいですね」

「あ、これワンピースのクロコダイルです。アラバスタ編の――」

「いえ、説明は不要なので、材料を入れてもらってもいいですか?」

 

ピザハットでは、小麦粉の分量などはもちろん、お水の温度も決まりがあり、しっかり測ってから作ることで、年中同じ味のピザ生地が作れるのだとか。

 

ちなみにピザハットで注文する時は5種類の生地が選べますが、チーズクラストとソーセージクラストに関しては、ハンドトスの耳にチーズなりソーセージなりを埋めるって感じなので―

 

タネとしては実質3種類です。いま作っているのはハンドトスですね

 

「小麦粉の分量どれくらいだっけとか、水の温度って何度だっけとか、わからなくなりませんか?」

「至る所にマニュアルが貼ってあるので大丈夫ですよ。それに、みくのしんさんにはいきなり作ってもらってますけど、本来なら新人の間は先輩や社員がちゃんとレクチャーしますから」

「ほっ……僕は覚えが悪いので安心しました。そして、材料入れ終わりました!」

「材料が入れ終わったらボタンを押して数分待ちます!」

 

ゴワンゴワンゴワンゴワンゴワンゴワンゴワンゴワンゴワンゴワンゴワンゴワン……。

 

「クロコダイル……がんばれ……」

 

〜数分後〜

 

もっちり〜〜ぃいん!

 

「出来ましたね」

「すげ!こんな短時間で出来るんかい!綺麗にまとまっちゃってまぁ〜!」

「ではこの生地を台に乗せてください!」

 

ぐぐぐ……っ! 生地がフックにくっついてなかなか重い……!

 

ぐりりりぃ……!

 

ぬぽぽぽっ……!

 

ぬぽぽぽぽぽぽっ………………っつぽん!!

 

「取れた! 気持ちいー!」

「それを一気に抱えて台の上に載せちゃってください!」

「オラーーー!」

 

「これは結構……重っ! あ、良いにおいっ! やわけっ……!」

「集中して!」

 

ドーーン!!

 

「ふぅ……」

「次は一枚分ずつちぎって小分けにします。ちぎったものを計りの上に乗せてみてください」

 

規定の重量が厳密に決められているので、その重さになるまで足したり引いたりして調節します

 

「よし、ピッタリだ。ひとつできました!」

「生地はどんどん乾いていきますから、できたものをなるべくスピーディーに――」

 

「ぷり〜んと、内側に丸め込むような感じで、優〜しく――」

 

「こう! これでピザ生地のタネの完成です!」

「めっちゃかわいい!僕もやってみます!……えーと、ぷり〜んと、内側に丸め込むような感じで、優〜しく――」

 

「出来た」

「え!? これ……本当に初めてですか!? 上手すぎません!?」

「えへへ……ありがとうございます」

「いや、普通はここまでうまくいきませんよ! お見事です!! ただ、いきなり成功するのは記事としてどうなのかと思いますが……」

「そんな心配はしなくていいです」

 

突然、ピザ生地をま〜るく仕込む才能に目覚め、一気に完成させました。すっげー綺麗じゃないですか?(ピザ屋でのバイト経験がある人、ご意見お待ちしております)

 

作ったタネを、規定のサイズに伸ばしていきます。伸ばす時は力を均一にかけないと、ブ厚い部分と薄い部分ができちゃいます。へたしたら生地に穴が開くことも。

 

左が店長が伸ばした生地、右がみくのしんが伸ばした生地。

僕のほうは厚みがバラバラでシワも寄っちゃってますね。ミミ(フチの部分)も、ぐにゃぐにゃだ!

 

「出来ました……が、かなり不格好になっちゃった……」

「この作業はピザハットの仕事の中でもかなり難しい部類なので、全然大丈夫ですよ! むしろ初めてにしては上手です」

「むしろ上手なの!? めっちゃ嬉し!」

「とはいえ、これはお客様には出せませんが」

「トホホ、すいません……」

「いえ、これは練習用ということで、このまま続けてトマトソースを――あ、ちょっとごめんなさい! いらっしゃいませー!

「あぁ、お客さんが来たんですね。お昼前というのもあって、結構混んできま……」

 

「ちょっとすいません、うしろ通りますね!」

「ア、スミマセン」

ピザ入りまーす!

「えっと…あっと……」

「オンラインでも注文来てるから、そっちよろしくー!」

「……へへは(笑)」

「みくのしんさん、ちょっと忙しくなっちゃったから、少しだけ待っててもらっていいですか!?」

 

ポツーン

 

というわけで、一日職業体験ではよくある「完全孤立」が発動しました。全〜然大丈夫。全〜然慣れてるし。

 

はぁ、ピザ……おれも食べてぇなぁ……

 

ピッツァ……

 

ピッツァ……

 

ッツァ……

 

〜数十分後〜

 

「ほったらかしてすいません! 新人教育は普段はマンツーマンでやってるんですが……」

「いや、慣れてるんで大丈夫です。“記事のための撮影”って、本当の新人教育と違って特殊な時間の使い方するんでこういうことになりがちなんです。こちらこそすいません!」

「そう言っていただけるとありがたいです。じゃあピザ作りを再開するわけですが、今回は『ほっくりポテマヨソーセージ』というピザを作ってみましょう!」

「『ほっくりポテマヨソーセージ』……申し訳無いのですが、食べたこと無くて……たぶん作れないと思います……すみません!」

「ピザハットの業務は基本的にマニュアルがめちゃめちゃしっかり作り込まれているので、それを見て作ればみくのしんさんでも絶対にやれます!」

 

確かに、マニュアル通りにピザソースを塗ったり、規定量のチーズを乗せたりと、思っていたより簡単にできる!

「適量」とか「いい感じに」とかじゃなくて、マニュアルが数値で指定してくれるから、料理初心者でもわかりやすい!

 

「あとはソーセージを乗せて、その後にマヨネーズをかければ完成か……」

「え!? ちょっと目を離しているうちにここまで一人で出来たんですか!? すごいですね!」

「褒められるってこんなに嬉しいんだな」

「バッチリですね! いや本当に驚きました。即戦力クラスじゃないですか! それでは、作ったピザを窯に入れていきましょう!」」

 

こちらがピザハットさんで使用している「窯」! 指差してる部分はベルトコンベアみたいにゆっくりと動いています

 

「ベルトコンベアにピザを乗せると、窯から出てくる頃にはちょうど焼き上がってる仕組みです」

「すっげー効率化されている……!」

 

それでは、ピザをベルトコンベアにセット!いってらっしゃい!

 

「ゆっくりとゆっくりと窯に吸い込まれていく……。なんか感動するな……」

 

じわ~~~……

 

じわ~~~……

 

「みくのしんさん、そんなにじっと見てなくて大丈夫です」

「あ、そうなんですね! どれくらいで焼き上がるんですか?」

「だいたい7分程で焼き上がります!」

「思ってたよりはやっ!」

「注文を受け付けて作り始めてから、10分以内に完成させるのを目標としています」

「もっと、思ってたよりはやっ!」

「出来たて熱々の美味しさを、お客様に味わっていただきたいですからね!」

「ピザは熱々が一番おいしいですからねぇ」

 

「デリバリーで使うカバンにも秘密があるんですよ。みくのしんもこんな感じで触ってみてください」

「もしかして温かいのか……?」

 

「温かい!」

「なんで先に言っちゃうんですか。このカバンには保温できる板が入っています。だからできたての味をそのままお届け出来るんですよ!……といった話をしているうちに、ピザが出てきましたね」

 

じわ~~~~

 

ゆっくりとゆっくり出てくる、僕が作ったほっくりポテマヨソーセージ……。

 

ピザが出てきたら、カットして箱詰めすれば完成です!

 

ピザのカットは僕が知ってる『棒の先にコロコロの刃がついてるピザカッター』ではなく、大きな半円形の刃物で行います。

 

「体重を乗せて一気にカットしてください。躊躇するとまっすぐ切れないので」

「正確に八等分するコツってありますか?」

「小学校低学年くらいの兄弟がピザを分け合う時 喧嘩しないように……と願いながら切るとうまく八等分できます!」

「かしこまりました! 任せてください!(ザクッ)」

 

チーン……

 

「絶対喧嘩になりますね」

「あ〜……これはお客さんには出せるレベルでは……ないですよね?」

残念ながらちょっと無理です。もったいないので、これはあとで試食してみましょう!」

「やったー!とは言いにくいな……すいません、せっかく教えてもらったのに」

「いえいえ、初心者なのにまっすぐ切れてるのはすごいと思います。才能がありますよ」

 

というわけでこのピザはあとで僕が試食します

 

「まっすぐ切れるだけで褒められた! 今日一日で才能があるって何回も言われてますね。このまま数ヶ月も修行したらピザ作り大会で一位になれるかも。そんな大会あるか知らんけど」

「ピザハットでそういう大会やってますよ」

「え? どういう事?」

「ピザ作りや接客なんかを競う世界大会がありまして、世界中のピザハットスタッフの中から優秀な人が出場するんです」

「日本って世界レベルで見ると強いんですか?」

「さっきまでそこでピザを作ってた女性、世界大会優勝者です」

「すごっ」

「雑談しちゃいましたね。ちょうどお昼休憩の時間なので、みくのしんさんが作ってくれたピザを熱々のうちに食べちゃいましょう!!」

「やったーーーーー!!!!」

 

自分で作ったピザを食べてみる

ということで、自分で作ったピザを食べてみましょう! こちらのピザハット神奈川新町店には、ちょうどイートインスペースがあるのです!

 

チーズびよーん……!

 

「チーズやばいやばい!すっげーとろとろ!伸びてるって言うか!とろとろ!いただきます!」

 

はんむ……ハフッハフッ…………

 

びよ〜〜〜

 

………………

 

うんまぁ……

 

「超マジの出来たてホヤホヤのピザ、本当に美味しい……。美味しすぎます。熱々チーズがトロトロもちもちで最高……」

「ですよね~」

「ポテマヨのピザも初めて食べましたけど、ポテトとマヨネーズってやっぱり相性バツグンですね。例えるならサイモンとガーファンクルのデュエット! ウッチャンに対するナンチャン!」

「出来たての美味しさを実感していただいてよかったです! このお店の他にもイートインスペースがある店舗はありますから、皆さんにも是非一度、出来たてをその場で食べていただきたいです」

 

僕が作った最高のピザをスタッフのみなさんにも食べて頂いただきました。

 

「美味しいですね!100点!」

「やったー!……てか、さっきからよく褒めてくれますよね? 他のスタッフの人もすっげー褒めてくれるし」

「ピザハットには“賞賛の文化”があり、褒めて伸ばす方針のため、基本的に基本的に厳しく教えず、コミュニケーションを大切にしてます」

「僕は褒められたほうが伸びるタイプなので嬉しいですね! 僕はメンタルが弱くて、怒られると萎縮しちゃうタイプなので嬉しいです」

 

お客様対応

ピザ作りはマスターした(?)ので、次は―

お客さんとの対応を体験させていただきます

 

「いや無理よ……お客さんの対応なんてできるわけないよ……」

「安心してください! ピザ作りと同じで、しっかりマニュアルが用意されてます。最初のうちはマニュアルを読み上げるロボットくらいの気持ちでやっていきましょう!」

「そう考えると気が楽だ」

「もちろん慣れたスタッフ……今回は私が後ろについてますから、困ってそうな時には手助けします!……あ、お客様がいらっしゃいましたよ」

 

「い、いらっしゃいませ!」

「えーっと、子供と一緒に食べたいんですけど、どういうピザがおすすめですかね?」

「お子様とでしたら、こちらのメニューにある『お子様に人気』のピザがよく頼まれますね!」

「(おおっ)」

「じゃあそれにしようかな。あ、サイズってMとLでどれくらい違うんですか?」

 

「お客さまの左手にあるのがサイズ別の入れ物になりますので、そちらを目安にお選びください」

「へぇ~、Lだと大きいかな、じゃあMでお願いします」

「(おおおおっ!)」

 

 

〜15分後〜

 

「おまたせしました。こちらがお客様の商品になります。底がお熱くなっておりますのでお気をつけてお持ちくださいませ」

「ありがとうございます!」

「またのご来店お待ちしております。ありがとうございました」

 

ふぅ……終わった……

 

……ハァァ!?

「え? なんですか!? 何かまずいことしました?」

「いやめちゃめちゃ良いですよ! でもこれって記事としては、みくのしんさんがうまく応対できずにアワアワしてるところに私が助けに入り、『ベテランの人が後ろについてくれてるから安心ですね~わはは』っていうシーンじゃないんですか!?」

「確かにそのほうが記事としては良いんですけど、そんなにうまくやれてました?」

「ちゃんとマニュアルに沿って応対していたし、教えてないこともとっさの判断で切り抜けていましたね。完璧でした!」

「ありがとうございます! でもピザの受け付けというとメインは電話注文への応対ですよね? 電話苦手だからできるかなぁ」

 

「電話応対もマニュアルがあるので心配無用です。が、最近はWebからの注文が9割くらいでして、電話は1割ってところですかね。なので今日は電話対応はやらなくてOKです」

「電話注文ってもう1割くらいしかないんだ! そういえばピザを作ってる時もほとんど電話が鳴りませんでしたね」

「そう、店内が静かになりました。昔は“電話がよく鳴る=忙しい合図”だったので、『おっ鳴ってきたねぇ、みんな頑張ろう!』って感じで気持ちを高めてたんですが、今の若い人には通じなくて……」

「ピザハットにもジェネレーションギャップがあるのか……」

 

デリバリーに挑戦

「では最後にデリバリーを体験してもらいましょうか」

「ついに来たか……」

「大丈夫ですって! 今回みくのしんさんは『本当にただピザを持って行って渡すだけ』です。手続きとか細かいことはすでに私が済ませてますから」

「うぅぅぅ~~わかりました! やってみます!

 

デリバリーの注文が入ったら、巨大な地図上に、目的地を示すピンを置きます。お店からのルートを検討し―

 

防風防寒のジャケットを羽織れば準備OK!

このジャケットあったかくてめちゃ良いな。売ってほしい

 

それでは行ってきます!

 

「よいしょ……」

 

「キャノピーでブンブン丸じゃー!」

「キャノピーでブンブン丸中すみません。みくのしんさんに本日乗っていただくのは、それじゃないんです

 

「これです」

「自転車かい」

「電動機付きなんで早いですよ。自転車なら免許を持ってない人でも近所にデリバリーできますから、忙しい時は重宝するんです」

「なるほど。ちなみに『忙しい時』って、過去最大 何枚くらい配達した事あります?」

「最大でいうと“企業のオーダー”になっちゃうので、50枚くらいですね

「どうやって持っていったんだ」

 

じゃあ今度こそ本当にデリバリーに行ってきます!

 

地の果てまでだって熱々のピザを届けてやるぜー!!

 

うおぉぉぉぉ~~!!

 

近所だったのですぐ到着しました。とある会社の会議室でした。

すでにネット上で支払いが終わっているので、マジで渡すだけ。楽すぎる

 

目の前でお客さんの「おっ! あったかい!」っていう顔見ると、ちょっとテンション上がりますね。ありがとうございましたー!

 

近所だったので帰りも一瞬。

何のドラマもなくて申し訳ありませんが、これが現実です。

 

と、ここで……

 

お仕事おわ〜〜り!!楽しかった〜〜!!!

 

お仕事を終えて

「本日はお疲れ様です! ピザ作り体験の時は忙しくてほったらかしちゃいましたが、本当に全体的に上手でした!」

「ありがとうございます! 今日の僕の働きを点数にすると何点ですか?」

「90点です!」

「やった!職業体験名物90点!」

「ただ、初めてにしてはほぼ完璧に近かったですよ!」

 

「それでは、本日のお給料をお支払いしますね! 改めてお疲れ様でした!」

「ありがとうございます!ちなみに一日働いておいくらでしょうか!?」

「今回はデリバリーもやって頂いたので…………8800円になります!」

※時給は店舗や職種ごとに異なるので、詳しくは応募店舗のページでチェックしてください

 

「最高すぎる! このお金でピザ食べます! 雰囲気もすごく良くて本当にいい職場でした……!」

「ありがとうございます! 辞める人も少なくて、アルバイトから社員になる方も多いんですよ。私もそうです」

「マニュアルがしっかりしてるのと、褒めてくれるのが良いんでしょうね。働きやすかった。では、今日はありがとうございました!」

 

まとめ

と、言うわけで職場の空気がかなりよい楽しい職業体験が終わりました。

最後に一日体験して気づいたことを書いておきます!!

 


・職場の雰囲気◎!

コミュニケーションが多く、従業員の距離感はかなり近いですね!人と話すのが好きな人に向いているかも!

 

・未経験でもOK

マニュアルがしっかりしているので、料理を作ったことがない人でも全然OK!

 

・シフトは一週間ごと

一週間ごとにシフトを決められるので、なにかにチャレンジしている最中の方などにはうってつけ!

※一部異なる店舗あり

 

・出来たてのピザは本当に美味しい

出来たてアツアツのチーズのトロめきが忘れられない。。社割りもあるとの事なのでピザ好きにとってはまじで最高かも……。

 

以上、みくのしんが体験させていただきました。現場からは以上です!

 

※今回のレポートは、あくまで取材としてライターが体験させてもらったケースに限定したものです。

 

 

ピザハットさんは全国でアルバイトを募集しています! デリバリーとインストア、自分に向いてる方を選んで応募してみましょう!

 

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