どうも、株式会社バーグハンバーグバーグの加藤です。

世は大新生活時代! 桜の花よりもスーツのCMを観て「お、春だねぇ」と風流を感じる人も多いのではないでしょうか。(ぼくの中ではずっと上戸彩のイメージです)

新生活と言えば「自炊」。のちに外食しかしなくなる人でも、一度は自炊試しません? やった上で「俺ダメだったわ~」ってなりません? 共感、得られてますよね?

…というワケで、社内の人間に「一人暮らしで自炊するとき、どんなフライパン買った?」と聞いてみたところ…。

 

「なんとなく」「テフロンなら」みたいな返事が返ってきて、まったくこだわりがありませんでした。そりゃ新生活っていろいろお金かかって選択肢少ないからね…。

 

ぼくもあまりこだわりがない方だったのですが、引っ越しをきっかけに「どうせなら、より自炊が快適で良質になるよう、道具にも目を向けてみよう」と教科書の応用問題のように考え、中尾アルミ製作所さんの店舗へやってきました。

こちらのお店、数あるミシュラン星付きのお店で使われているフライパンや鍋などを製造・販売しているんです! 多分、ミシュランガイド攻略Wikiがあったら「まずは中尾アルミで鍋とフライパンをそろえよう」と書いてあるはず! 「中尾アルミでフライパンを買うと…結果:すごいことが起きる」とワザップにも書いてあるに決まってる!

 

あ! たいめいけん三代目のフライパンもある! そして、以前放送されていた木村拓哉さん主演のドラマ「グランメゾン東京」でも使われていたそうですよ。キムタクと同じものを買うのか…。

 

今回、ぼくがフライパンを買うにあたっていろいろと教えていただいたのが、中尾アルミ製作所東日本営業部の鈴木さん。硬いフライパンを愛しているのに、こんな柔らかな笑顔をされるとは…。期待が持てますね!

 

まず説明いただいたのがアルミ製のフライパン鉄よりも熱伝導率が高く、はちゃめちゃに軽いというのが特徴です。

ああ、なんか見た目的にもプロっぽい…。レストランで使われてるやつ感が凄い…。カッコいい…。

ですが「プロ仕様」って手入れが面倒なのでは!? と思い聞いたところ、特に洗剤などは気にせずに洗ってキチンと水気をふき取るだけで問題ないとか。油をなじませたりしなければならない鉄や、手入れをしないとサビてしまう銅などよりもかなり扱いやすいんだそうです。知らなかった…。

あと、イタリアンのパスタなどを作るうえでよく聞く「乳化」という作用が、軽いアルミフライパンはしやすいようです。カルボナーラで絶対最初にできないあの乳化ね…!! そこで躓いた人は、アルミフライパンで挑戦してみてはどうでしょうか?

 

さらに初心者向きとおススメされたのが、アルミフライパンにフッ素樹脂加工を施した「シルクフライパン」。食材のこびり付きを減らし、油汚れもふき取りやすい! ものぐさで時短大好きな自炊厨にピッタリじゃん!

 

というワケで、シルクフライパンの24cmを購入することに。ひとり暮らしの自炊としては少し大きめですが、これだけあればパスタを茹でたり2人前程度のカレーなどの煮込み料理もできて便利ですからね。

そして一緒に同サイズの蓋も。蓋はね。絶対いるから。調理時間減らせるし蒸せるしね。

 

シルクフライパン(ステンハンドルタイプ)が8900円、蓋が4650円。プロ仕様の調理器具…というのでもっと値段がするものだと思っていたんですが、意外と安くないですか!?

PayPayやLINEPayに対応していたので、キャッシュレス決済で。便利な世の中ですね…。

 

手に入れた「シルクフライパン」。かっけー!! 調理器具って金属なので、ロボットとか好きな男は凝りだすと集めるのにハマってしまいそうですね…。

 

購入すると、取扱説明書で簡単なお手入れ方法も教えてくれます。助かる!

 

「とにかくこびりつかずツルツル滑る」とのこなので、さっそくオムレツを作ってみたらツルッツルに滑りまくって調理がめちゃめちゃ楽チンでした。しかも、熱伝導率が高いのでむらなくすぐ火が通る! 料理人ってこういうところで楽してんのか!

 

おいD…(おいDとは、おいしい→おいCのワンランク上の表現)

 

オムライスもおいD…。

 

テンション上がってクリームソーダも作っちゃった…。

 

また火力を上げやすく、お肉も美味しくレアで焼けます。おいE…(「おいD」のさらに上!? おいおい!! どうなってんだ!?)

いつもと同じ作り方で、いつもより美味しく手軽にでき、さらには洗い物も楽! サボりたい人ほど道具にこだわったほうがいいのかもしれませんね(ぼくのように)。

 

また中尾アルミさんは「鍋のベンツ」とも呼ばれているため、アルミ鍋の説明も。

 

注目すべきは、このアルミの厚さ!! このアルミの厚さを変えずにプレスして鍋にするという技術力!! このおかげで熱が均等に周り、 食材の旨味をしっかり引き出し焦げ付きにくく、煮込み料理などで失敗する可能性が格段に減るんだとか。

 

…というワケで、フライパンを使っていたら欲しくなったので鍋も買ってしまいました。カッケー!! シルバーのボディに取っ手金色ー!! 所有欲満たされるー!! このジャンル、沼じゃん!

 

ぐつぐつ煮込んで…。

 

シルクフライパンで作ったオムライスに…。

 

ベーン!! オムライスのビーフシチューがけ!! おいF!!(おいEのワンランク上…もうどうなっても知らんぞ…!)

 

また、アルミの注意点としてはキズ付きやすいということで、こういった柔らかいシリコンのヘラやトングを使うといいそうですよ。あと、個人的にオムレツを作る時は「よく混ぜる」ことで白い混じりのない黄色い生地ができるので、小さな泡だて器があるといいですよ。ふわっとさせるために水も入れよう!

 

翌日は豚バラを弱火で5時間煮込み…。

 

角煮の完成!!

 

弱火で長時間煮込むことでトロットロの身に!! 八角と紹興酒を入れることで、本格的な味になりました。自宅でのリモートワークって、火の元に居れるので長時間の煮込み料理に便利ですね…。

 

翌日は残った角煮を炙って炙り角煮丼に…。

自炊って自分の食いたいものを食いたいように自由に作れて最高ですね…。新生活が始まったみなさん、食欲も所有欲も満たせる自炊をどんどん楽しんでくださいね!

 

地方などで店舗に足を運べない方は、今回ぼくが選んだフライパンはなかったのですが、ネットでも販売されている中尾アルミさんの商品がいろいろとあるので、みなさんもライフスタイルに合わせて選んでみてください!(とはいえ実際に観て触って買った方がいいですよ!)

 

▼取材協力

中尾アルミ製作所

https://www.nakao-alumi.jp/