せっかくの看護師資格。無駄にしないで使ってみませんか?

病院勤務以外にも道はある。需要のある介護施設の看護とは

憧れの看護師になったけど、結婚や子育て、もしくは体力的な問題で辞めてしまった人はいますよね?復帰を考えてもブランクや年齢をネックに思い、なかなか行動に起こせていない人もいると思います。しかし、看護師資格を持っていると持っていないとではパートの就業先を探すのに大きな差があります。もちろん病院勤務に戻ることもよいですが、看護師資格があればほかにも応募先を選ぶことができます。なかでも、高齢化社会によって増えている介護施設での看護師業務は年々ニーズが高くなっており、どんなところでどのような仕事をするのか詳しく知っておくとよいですね。

介護施設といっても違いがある!

病院に外科、内科といった分野があるように介護施設にもいくつか種類があります。特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)、介護老人保健施設(老人保健施設)、介護療養型医療施設、有料老人ホームといった施設が全国各地に立地しており、入居者・制度・看護師の役割などに違いがあります。

●特別養護老人ホーム…重度の要介護者が長期入院し、医師が常勤しておらず看護師の数もやや少なめ。もし要介護者に何かあれば看護師一人で見立てをすることがある。身体・精神上に重い障害を持つ人が多く、医療ケアを常に求められる。夜勤は少なく、ほとんどの施設でオンコール(急患時のために待機すること)対応をしている。

●介護老人保健施設…入院の必要のない要介護者の看護、リハビリ、介護など、日常生活上の世話を行う。医師が常勤しており、看護師が多数働いている。要介護者は在宅復帰を目指しているため、医療行為を求める人は少ない。夜勤やオンコールは施設によってないこともある。

●介護療養型医療施設…医療や看護に重点を置き、重度の利用者を介護している。そのため、医師や看護師の数が多く、高度な医療行為を求められる。病院勤務と同じくらい夜勤の日数があり、看取り介護の件数も比較的多い。

●有料老人ホーム…自立の人、要介護者、要支援者に対して24時間体制の介護ケアを行い、医療ケアも行う。医師の常勤は義務付けられておらず、看護師の人数は少ない。重度の要介護者も夜勤も少ない。ただしオンコール対応がある。

このように細かな違いのほかに、施設の管理者によっても看護のやり方に差が出てくるため、面接時にはどのくらい医療行為を行っているのかを詳しく聞くことが重要です。

看護師ができること、できないことを確かめておこう

介護施設によって看護師の役割は違うと述べましたが、医療に加えて介護の部分にも違いがあります。看護師に求められる仕事は、要介護者の健康管理やバイタルサインのチェック、点滴、投薬などの基本的な医療ケアです。ほとんどの介護施設では医療と介護は線引きされ、看護師は医療ケアのみ行う場合が多いですが、介護老人保健施設では重度の要介護者がいないため、見守り、食事の提供、排泄・入浴介助といった介護ケアを介護士と一緒に行うことがあります。しかし、介護士と違い看護師は介護のプロではないため、うまく動くことができなかったり、ストレスを抱えたりすると業務に支障をきたしてしまうかもしれません。そうならないように、看護師と介護士の役割がしっかり線引きされている施設なのかを確認してから勤めるのもよいですね。

介護施設のメリットとデメリットは?

介護施設の看護師はワーク・ライフ・バランスが取りやすい職業といわれています。正社員、派遣社員、パートであっても施設によっては夜勤や残業がなく、要介護者とは長期的に関わることができるため、介護スキルやコミュニケーション力がアップするとして人気です。また、パートであっても時給は1500円を超える職場がいくつもあり、夜勤もこなすと年収は一般企業のパートよりもらえる場合もあります。しかし、介護施設ならではのデメリットはあり、高度な医療行為をしないため医療スキルが低下する、一人で要介護者の見立てを判断するため強いプレッシャーを感じる、介護スタッフとの関係性がうまくいないなどといった意見も少なからずあります。ですが、子育てを終えた40から50代などブランクの長い看護師にとって介護施設は復帰のしやすい場所のため、病院勤務よりも介護施設を選ぶ人も多いです。

 

いかがだったでしょうか。介護施設は病院にはない利点を持った職場です。将来について考えた時、もし高齢者看護に興味を持っていたら介護施設勤務は魅力的な就業先になりますよね。あなたのやりたいこと、働き方を考えて就業先のひとつとして検討してみてはどうでしょうか。

 

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