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調剤薬局で働こう! その前に知っておきたいこと、いろいろ。

しごと探しのキホン

日本中どこにでもある調剤薬局を、勤務先として候補に入れてみる

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医療事務と並んで人気の高い仕事、それが調剤薬局事務です。調剤薬局では薬剤師・受付・薬局事務といった仕事がありますが、資格の必要な薬剤師に比べ、事務ワークは取り組みやすいので注目されています。パートワークの募集も多く、興味を持った人もいることでしょう。 

厚生労働省発表によると、2014年度末時点の薬局数は約5万7000ヶ所。5年前に比較すると4000ヶ所程度増えており、全国に5万5000軒ほどあるコンビニエンスストアよりも多いとされています。

それだけ多数存在する調剤薬局ですから、仕事の場として考えると、勤務先が多いのがメリットとなります。ご自宅の近くに1ヶ所や2ヶ所あるのではないでしょうか?

調剤薬局って、そもそもどんな役割があるの?

調剤薬局は文字通り、薬剤を調剤してくれる薬局です。増えてきたのはここ数年の話。政府が医薬分業を促進するために、薬価や診療報酬制度を改定したことで急速に増加しました。

 医薬分業とは医師が診察や薬の処方をおこない、薬剤師が実際の調剤をおこなうスタイル。両者を完全にわけることでそれぞれのメリットを活かします。もともと西洋などでは古くから導入されていましたが、日本も高齢化などを背景にその考えにならうこととなりました。

従来の院内処方で複数の医療機関にかかった場合、同じような薬が出されたり、逆に飲み合わせの良くない薬が処方されたりする恐れがありました。しかし院外処方と“お薬手帳”の普及で、これらが改善されています。特に高齢者は、自力で薬の管理が困難な方もいますから非常に有益。また病院と薬局、二重でチェックすることにより、誤った処方も防げるといいことづくめなのです。

主に、3つの職種があります。

その調剤薬局ではどんな業務があるのでしょう。

●薬剤師・・・調剤業務・服薬指導・薬歴管理
●受付・・・来院者の受付・案内・電話対応
●調剤薬局事務・・・予約管理・会計業務・データ入力・診療報酬請求

上記は主な業務であり、詳細は薬局によって異なります。また受付と調剤薬局事務は「受付・薬局事務」とし、2つの業務をまとめて一人で行う場合が多いようです。

薬剤師についてもっと詳しく!

国家資格である薬剤師免許が必須の仕事です。この仕事にパートで就こうと考えている人はある程度業務内容を把握しているかと思いますので、簡単に説明しましょう。

・調剤業務
⇒病院など医療機関の医師が出す処方箋をもとに、薬を調剤します。

・服薬指導
⇒薬の服用方法・効能・保管方法を患者さんに説明します。健康についてのアドバイスや、病気の予防に有効な薬の情報提供なども仕事。また、患者さんから副作用・薬の効き目・安全性といった情報を収集し、薬局内での共有や医師へのフィードバックをはかります。

・薬歴管理
⇒副作用などの情報を含めた、薬の服用履歴を患者さんごとに管理します。

仕事内容をザッと述べたところで、やはり気になるのはメリット。その筆頭に挙げられるのが給与でしょう。

時給1300円~3000円とかなり高めで、東日本の平均は約2200円、西日本は約2000円。首都圏都心部では1800円以上がスタンダードとなっているようです。給料高めなのはそれだけ責任も大きい仕事だという裏返しにはなりますが、短時間で効率よく稼ぐには最適といえます。

調剤薬局はたいていの市区町村に存在するもの。資格必須な仕事であることから求人率が高く、引越し後も転職しやすいという利点もあげられます。

薬局事務についてもっと詳しく!

同じ調剤薬局というフィールドでも、薬剤師と比較して資格なしで始められる仕事です。

薬局によって多少の違いはあれど、患者対応・来院の予約管理・会計業務・電話応対・データ入力・管理・診療報酬請求・医療費の未収金回収といった業務内容が多いようです。

似ている職種の医療事務と比べてみると、あちらは医療行為など幅広く担うのに対し、薬局事務が扱うのは基本的に調剤業務。初心者でも比較的取り組みやすいというメリットがあります。

資格を持っていれば採用時に有利となるのは事実ですが、実際は経験の有無や人柄が重視されがち。まずは未経験歓迎の薬局で働き始め、勤務しながら資格取得を果たしステップアップする人もいます。採用試験は面接や簡単な筆記試験が行われるようです。

午前のみ、午後のみなど短時間で働けるケースが多く、日・祝日休みのところがほとんど。家事や趣味との両立を目指すなら、一度考えてみてばいかがでしょうか。