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保育園・幼稚園に子供を預ける母親のパート事情

働き方のキホン

居住エリアの入園難易度や育児環境による仕事選びの違いとは!?

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未就学児を持ちながら働くことには、様々な制約があります。子供が手を離れている時間をうまく活用してパート勤務でお金を稼ぎたい!と考える主婦は多いものです。しかし、やる気は十分あるものの、どこでどんなふうに働けばいいのか?子供はどこに預けるのか? などを具体的に考え始めると、躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか。

そこでここでは、未就学児を持つ母親のために、保育園や幼稚園に子供を預けて働く母親のお仕事事情について、ご紹介していきます。

保育園に通わせながらパート勤務をする場合

保育園に通わせている母親の雇用形態は、どのようなものが多いのでしょうか? それは、その地域の保育園への入りやすさによって違うようです。

保育園への入園希望者が多く、入園が困難なエリアの場合

保育園への入園が困難なエリアの場合は、子供たちの母親は正社員や派遣社員で働いている割合が高くなるケースが多いとされています。例えば、特に保育園入園激戦区といわれている東京都杉並区の平成28年度の「利用調整基準表(指数)」と平成28年4月入所の「認可保育園の内定者指数一覧」を見てみると、その入園指数から、夫婦ともに月20日以上・1日8時間以上勤務の場合がほとんどのようです。
パート勤務でも月20日以上・1日8時間以上での勤務はもちろん可能ですが、そのペースで働いた場合、配偶者の扶養から外れてしまいます。そのため、保育園を利用してまでフルタイムのパート勤務をする場合、割に合わないと感じる方も少なくありません。したがって、入園激戦区ではパート勤務の母親よりも、正社員などフルタイム勤務の母親が多いことが想定されます。

保育園への入園が比較的容易なエリアの場合

厚生労働省の平成27年度4月1日時点の「都道府県・政令指定都市・中核市別待機児童数集約表」によると、千葉市・川崎市・相模原市など都心近郊でも、待機児童数ゼロのエリアは複数存在しています。
入園激戦区では、入園指数として母親の勤務状況が「月20日以上、1日8時間以上勤務」の最高得点を取得しないと入園しにくいようですが、待機児童ゼロをはじめ競争率の低いエリアの場合、例えば月12日以上・1日4時間といった短時間の勤務形態でも入園が可能となります。そうした場合は当然、母親たちの仕事もフルタイムの正社員などに限らず、パート勤務をはじめ多様になるようです。

このように、保育園への入園のしやすさはそこに居住している母親たちの雇用形態やエリアによって、大きく変わってきます。まずはご家庭のマネープランを踏まえて、ご自身がどの程度稼ぎたいのか・働きたいのか(勤務時間や雇用形態など)を慎重に検討しましょう。居住エリアの決定は様々な理由や事情を含めてなされるものですが、場合によっては、より入園しやすいエリアへの引っ越しを検討することなども選択肢として考えられるでしょう。

幼稚園に通わせながらパート勤務をする場合

幼稚園に子供を通わせながらパート勤務をする場合には、下記の条件によって、選べる仕事の幅は大きく変わるようです。

  • 代わりに送迎をしてくれる人の有無 
  • 延長保育利用の可否 
  • 夏休みなど長期休暇中の子供の預かり先の有無

身近に送迎を代わってくれる人がいたり、延長保育が利用できたり、長期休暇中も通園できたりする幼稚園があれば、仕事の幅はかなり広がります。ご自身の能力と希望を考慮して、多くの職種および雇用形態の中から選ぶことができるでしょう。
一方、上記条件が難しい場合には、どうしても仕事の選択肢は狭くなってしまいます。勤務可能な時間が9〜14時頃までと短く、送り迎えもスムーズにするために、園の近くで勤務しなければならないケースが多いのではないでしょうか。
例えば、自宅近くの店舗や工場での軽作業に従事している方も多いようですが、これらはやはり子供を持つ主婦を中心に希望者が多い傾向があるため、根気よく面接を受けていく必要があります。また、職場に保育所を併設し、ママさんパートが安心して働ける環境を整えている職場もあるため、積極的に探してみるといいでしょう。

 

以上、保育園や幼稚園に子供を預けて働く母親のお仕事事情についてご紹介しました。

家庭と仕事、どちらも両立させるには、まずご自身の希望やその優先順位を明確にする必要があるでしょう。ぜひそれらを踏まえて、あなたの理想の働き方に適した職場を探してみてください。