社会保険について勉強しよう

何事も事前準備が必要です!派遣社員としての生活をスタートさせる前に、人材派遣のシステムや派遣社
員がどういったものかを理解しておきましょう

派遣社員と社会保険

「派遣社員は期間が定められた有期雇用契約だから、社会保険に入れないよね?」と、誤解をしていませんか?実際には派遣社員であっても、正社員と同じように社会保険に加入ができます。

そもそも社会保険は、【健康保険】【厚生年金保険】【介護保険】【雇用保険】【労災保険】といった5つの公的な保険制度のことを言います。社会保険は一定の条件を満たすことができれば、派遣社員であっても加入することが可能です。ただし、保険ごとに条件は違っていますので、しっかり確認をしておきましょう。

加入条件  

【健康保険・厚生年金保険・介護保険】

●雇用契約期間が2ヶ月を超える、または見込みがあること
●週の労働時間が通常の社員の4分の3以上であること
●月の就業日数が通常の社員の4分の3以上であること
(保険料は本人と派遣会社双方が負担)

※通常の社員=派遣社員の場合は派遣元の社員

なお、社員(被保険者)が501人以上の会社の場合は

●雇用契約期間が1年以上ある、または見込みがあること
●週の労働時間が通常の社員の20時間以上であること
●賃金の月額が8.8万円以上であること
となります。
 

【雇用保険の失業給付】

●31日以上、または31日以上継続して雇用される見込みがあること
●週の労働時間が20時間以上であること
(保険料は本人と派遣会社双方が負担)
 

【労災保険】

●就業開始時点から自動的に適用される
(保険料は派遣会社が全額負担)

このように雇用期間と労働時間の2つの要素が重要となっており、条件を満たしていたら社会保険に加入ができます。しかし、これらは就業開始時(初回の契約時)であって、これらの条件に満たない場合でも更新時に契約が変われば加入することができます。

また、年齢によっても加入条件があり、

1 健康保険は75歳未満の人(誕生日の前日まで)
2 厚生年金保険は70歳未満の人(誕生日前日まで)
3 介護保険は満40歳以上65歳未満の人(誕生日前日から加入)

となっています。

社会保険で知りたいこと

派遣社員でも社会保険に入ることができることがわかっても、細かい疑問は残りますよね。

●社会保険に加入していたが、派遣先が変わり、その場合派遣会社が同じであれば雇用保険は引き継がれるのか。

 ひとつの派遣会社で勤務していた場合、派遣先が変わっても社会保険の条件を満たしていれば雇用保険は引き継がれます。

●Wワークで働きたいと思っていても、健康保険はどの派遣会社で加入すればいいかわからない。

 この場合、派遣会社は原則として派遣社員が長期で就業する見込みがあり、労働時間や就業日数が条件を満たしていれば、法律により健康保険に加入させる義務を負っています。2つの派遣会社で勤務している人は、その条件を満たす側の派遣会社で加入手続きを行いましょう。

●派遣社員の場合でも、雇用保険の失業給付の受給資格はありますか?

 →派遣社員の場合も受給要件を満たせば、雇用保険の失業給付を受けることができ、各種手続きはハローワークで行っています。また、雇用保険の失業給付を申請するときは、派遣会社から離職票を受け取った後に、住居を管轄するハローワークで「求職の申込み」と「離職票」の提出をしましょう。

新たに社会保険の適用になった人は手続きを改めてしなくてはなりません。基本的には派遣会社が行ってくれますが、一部自分で行うこともあるため確認を怠らないようにすることが必要です。

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