派遣社員とお金の関係

何事も事前準備が必要です!派遣社員としての生活をスタートさせる前に、人材派遣のシステムや派遣社
員がどういったものかを理解しておきましょう

給与と残業代はどうなっているの?

派遣社員が仕事を選別する決め手となるのは給与ですよね。誰でも高い時給が貰える派遣先で働きたいと思っていますが、相場はどのくらいなのでしょうか。厚生労働省の発表によると、平均でみると正社員よりは低いですが、アルバイト・パート・契約社員よりは高くなっています。

派遣社員の時給は地域によって変わっています。また、職業・スキルによっても変わり、SEやプログラマーなどのIT系や通訳・翻訳などの言語系の職種では時給が高くなっています。派遣社員は即戦力を買われるため、年齢によって時給が上がるわけではなく、どれだけ仕事ができるかによって決められます。そのため、何もスキルを持っていないと働くことができるのかと心配になります。しかし、派遣社員は未経験でも始められるため、時給は少なくても経験を積み、資格を取ることによって自らの力で時給を上げていくことができます。

もう一つお金の問題で気になるのは残業代です。派遣社員は働いた分だけ給与が支払われますが、残業代は出るのか気になりますよね。労働基準法では「1日8時間、週40時間」と法定労働時間が定められていますが、これは派遣社員も適用されます。派遣先が法定の労働時間を超えて労働者に労働させる場合、また、法定の休日に労働させる場合は、予め派遣社員と派遣会社の間で36協定と呼ばれる労働基準法第36条が結ばれていないと残業をすることができません。36協定が結ばれているのなら、雇用契約書に書かれているため確認が必要です。

交通費はもらえるの?

ボーナスや賞与が貰えない派遣社員にとって交通費は大きな問題です。派遣先が自宅から近い場所にあれば良いですが遠距離の場合もあるため、派遣会社がどうしているのかを調べてから契約を決めましょう。

交通費は派遣会社によって異なり、

●時給に交通費が含まれている
●交通費は別途全額支給
●一定の金額までなら支給

の3つに分かれています。多くの派遣会社は交通費を時給に含んでおり、一見損をしているように思えます。しかし、その分時給が高く設定されていたり、反対に交通費が出る代わりに若干時給が低い設定になっていることもあります。また、交通費が出なくても残業をすればそれ以上の金額をもらえる職種もあるため、給与と共に交通費を目安にして派遣会社を選ぶのも良いかもしれません。

交通費以外に職務中の外出がありますが、この場合はきちんと支払われます。派遣会社によって派遣先から直接支給されることもあるため、きちんと調べておきましょう。

有給休暇・福利厚生はあるの?

有給休暇は派遣会社が派遣社員に対して与えなければいけないものとして、労働基準法によって定められています。

●同一の派遣会社から派遣され、就業開始から6ヶ月継続して勤務している
●全労働日の8割以上出勤している

この2つを満たしているなら、6ヶ月の勤務が過ぎると同時に10日間の有給休暇をもらうことができます。その後は1年ごとに1日増えていき、有効期間は2年間となっています。付与日数の計算は分かりにくいこともあるため、残り何日使えるかを派遣会社に確認しておきましょう。

また、有給休暇の使い方は派遣先、派遣会社によって違うため、こちらも合わせて聞いておきましょう。

福利厚生については派遣会社によって大きく異なってきます。大手派遣会社は福利厚生が充実しており、OA講座、ビジネスマナー、語学講座など資格取得のスキルアップ支援をしています。そのほか、優待サービスとして子どもや家庭を持つ人に対してベビーシッターのサービス・家事代行などのライフサポート、資格取得や趣味を広げたい人にはさまざまなカルチャー講座の割引などがあります。また、旅行やレジャースポット、ショッピング、スポーツクラブなどの割引もついています。

仕事の紹介だけではなく、利点の大きい福利厚生を調べて派遣会社を選択してもよいですね。

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