派遣社員の仕組み

何事も事前準備が必要です!派遣社員としての生活をスタートさせる前に、人材派遣のシステムや派遣社員がどういったものかを理解しておきましょう。

どうやって派遣社員になるの?

派遣社員は派遣会社に所属して、派遣先の企業で働く人のことを言います。では、派遣社員に興味を持ったとしたら、どうやってなるのでしょうか?正社員・バイト・パートと違い、派遣社員は企業に直接雇用されないため、「明日から派遣社員になる!」と言っても、すぐになれるわけではありません。まず、始めなくてはいけないのは派遣会社に登録することです。登録方法にはパターンがあり、求人サイトや求人情報誌からやりたい仕事を選ぶことで、募集している派遣会社に登録する方法。そして、自分で派遣会社を探し、登録してから仕事を紹介してもらう方法があります。入口は少し違いますが、どちらも派遣会社に登録することは一緒です。多くの派遣会社がインターネットを通じて連絡を取ることができるため、第一歩として始めてみましょう。

どんな派遣会社があるの?

人材派遣サービスの発展により、派遣会社の選択肢が増えました。

大きく分けて、

《大手派遣会社》

 ・・・労働者派遣法が施行された当時からあり、仕事件数が多い

《独立系派遣会社》

 ・・・親会社を持たず独自で事業を行っている

《資本系派遣会社》

 ・・・人材派遣以外の事業を主体としており、関連会社として会社を立ち上げた

《職種特化型派遣会社》

 ・・・オフィスワーク・IT・金融・アパレル・エンジニア・医療・福祉・製造など、専門分野や業界に強い

このように、派遣会社によってそれぞれ特徴や得意とする分野があります。しかし、大手だからといって安心しても、派遣社員の登録数が多いためフォローが手薄になってしまうこともあります。一方で、小規模の派遣会社でも地域に密着しているところであれば、大手には出ていない企業の求人もあります。そのため派遣会社のホームページ、もしくは他のサイト、口コミなどの評価も確認しておきましょう。また、どんな仕事があるか、大手の会社を紹介してくれるか、福利厚生がしっかりしているか、職業別で研修制度があるか、スタッフがきちんと派遣社員をフォローしてくれるかなど、自分にとって何が重要かを考えておくことも必要です。しかし、希望する仕事が登録していない派遣会社で紹介している場合もあります。登録は無料のため、1つに絞るのではなく複数の派遣会社に登録することをお勧めします。いくつか登録しておくことによって、あなたが希望する職種に出会えるかもしれません。

派遣社員になるなら気にしておこう

派遣会社を調べる時、注意しておくべきことがあります。やりたい仕事を見つけたら、企業を紹介してくれる派遣会社へ登録に行きますが、この時、派遣会社の雰囲気や営業やコーディネーターの態度をしっかり見ておきましょう。就業するのは紹介してもらった企業になるからどんなところでも気にしない、と思ってしまうのは危険です。あくまでもあなたは派遣会社を介して働きに出ている立場です。雇用主である派遣会社選びに失敗してしまえば、苦労してしまいます。本来は労働者派遣法によって派遣社員は派遣会社に守られているはずですが、登録先の派遣会社がよくなければ、あなたがどんな目に合っても助けてくれないかもしれません。いわゆるブラックと称される企業の仕事を紹介されてしまったり、就業中にトラブルが起きても派遣会社が対処してくれなかったりと実際に問題が起きています。

では、どこを注意すべきでしょうか。派遣会社に登録しに行くと、履歴書と職務経歴書を提出し(登録日より前にホームページ上で記入しておくこともある)、適正テスト、軽い面談が行われます。この面談時、コーディネーターとの会話はどう進むのかを気にしておきましょう。熱心にあなたの経歴、どんな仕事をしたいのか、どんな働き方をしたいのかを尋ねてくれ、希望を反映した職種を紹介してくれるようでしたら安心です。簡潔に終わってしまったり、あなたの意見を聞いてくれなかったりしたら、もしかしたら希望していない仕事を紹介されるかもしれません。その時は、登録したからといって紹介された仕事を絶対に引き受けなくてはならないわけではないため、すぐに返事をせずに、本当にその仕事をやりたいのかを考えてから派遣会社と契約するのも有効です。

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